強烈個性のヤマハ「NIKEN」3つ目のデザイン賞受賞 JIDAデザインミュージアムセレクションって何?
ヤマハの販売する大型3輪バイク「NIKEN」が「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.21」に選定されました。いったいどのようなアワードなのでしょうか。
ヤマハが6年連続で選定されたJIDAデザインミュージアムセレクション
ヤマハの大型3輪バイク「NIKEN(ナイケン)」が、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会による「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.21」に選定されました。これによりヤマハ製品は2014年のVol.16以来6年連続の選定となっています。
また「NIKEN」は「2018グッドデザイン賞」「Red Dot Award:プロダクトデザイン2019」の最高賞“Best of the Best”に続く3つ目のデザイン賞受賞となりました。

「JIDAデザインミュージアムセレクション」は美しく豊かな生活を目指して」をテーマに、インダストリアルデザインが社会に寄与する質の高い製品を選定し表彰するとともに、その製品を収集・保管して次世代に伝え、教育・産業・生活へ文化的貢献を行うことを目的とするものです。
選定の基準は以下の通りです。
1.ミュージアムの企画 ・ 運営にふさわしい内容の製品
2.初代であったり、その時代のマーケットをリードした製品
3.開発過程が提示できる製品
4.存在がその時代の社会の要求から生まれた製品
5.今までになかった生活を提案した製品
6.新技術による新しい生活へ提案が感じられる製品
7.単に良さそうではなく、語れるバックホーンのある製品
8.スタイリング絵の新しい提案が感じられる製品

845ccの水冷4ストローク直列3気筒を搭載する「NIKEN」はヤマハ独自のフロント2輪テクノロジー「LMW(LMW=Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのように傾斜して旋回する3輪以上の車両の総称)」を採用したモデルで、より安全にバイクの楽しみを味わえるモデルとして登場しています。
スタイル面においては、迫力あるショルダーエリアとニーグリップ性に配慮したスリムなタンクを組み合わせることでダイナミックな動きを感じさせます。“攻めのLMW”を一目で伝えるボディデザインで、ワインディングロードを駆け抜けたくなるようなスポーティな運動性能を視覚化しています。
2019年11月5日より予約受付を開始しているヤマハ「NIKEN」2020年モデルは価格(消費税込)181万5000円からで上位グレードの「NIKEN GT」も用意されています。
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