首都高「東京オリンピック」競技期間中の料金形態に事業許可 昼は1000円上乗せ 夜間は5割引に
国土交通省は、東京オリンピック競技期間中の首都高速道路の料金について、高速道路会社に事業許可を行いました。今回の発表によると、対象となる車に対し昼間は1000円上乗せ、夜間は5割引が実施されるようです。
東京五輪開催時の首都高料金形態が決定
国土交通省は2020年2月4日に、道路整備特別措置法第3条に基づき、東京 2020 大会における首都高速道路の料金について高速道路会社(首都高速道路株式会社)へ事業許可を行いました。
2019年8月22日、2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会と政府などは大会期間中に東京都内で首都高速道路の日中の通行料を引き上げる方針を固めていました。
今回の国土交通省の発表によると、東京都・組織委員会でとりまとめた「東京2020大会における首都高速道路の料金施策に関する方針」に基づき、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会期間中(休日や開閉会式前後を含む2020/7/20~8/10、8/25~9/6)は、夜間(24時から午前4時)に首都高速道路を利用する交通の料金を5割引、昼間(6時から22時)に首都高速道路の都内区間を利用するマイカー等へ、料金上乗せ(1,000円)を実施するといいます。
また、資料によると、対象となる車両は全体の48%と見込まれており、残り52%に含まれる中型車・大型車・特大車、事業用の小型貨物・タクシー等、自家用・小型貨物(障害者等)は対象外となっています。
なお、午前4時から6時、午後22時から24時までは大会期間中料金は実施されないようです。
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