ヤマハ・ファクトリーMXGPのゴーティエ・ポーリン選手に今回の事態について聞いた

2020年シーズンMXGPは第2戦まで行われ、現在ランキング5位につけているMonster Energy Yamaha Factory MXGP Teamのゴーティエ・ポーリン選手に現在の状況と今後について聞いてみました。

ヤマハMXGPのゴーティエ・ポーリン選手に現在の状況を聞いた

 世界的な大流行を引き起こしているコロナウイルスにより、2020年のモトクロス世界選手権の日程も大幅に変更を余儀なくされている日々が続いていますが、この事態をどのように対処しているのかをMonster Energy Yamaha Factory MXGP Teamのゴーティエ・ポーリン選手に聞いてみました。

MXGP第2戦のMonster Energy Yamaha Factory MXGP Teamゴーティエ・ポーリン選手

「個人的には、普段の生活から完全に離れているわけではない」という、ポーリン選手は、「冬の間は、私にとっては、誰にも会わないし、外出もしないし、パーティーもしないし、食事と睡眠、家族とトレーニング以外は何もしない。体調を整えるために必要なものはすべてそろっていますし、室内でも屋外でも、どんな状況でもトレーニングができるようになっています。私はできるだけ外でスポーツをするのが好きなので、すべてを適応させる必要がありますが、望むエリアでトレーニングしています」

 MXGPは2020年シリーズの2戦を行なっており、ポーリン選手は現在ランキング5位につけています。第2戦終了時点でアルゼンチンに移動する予定だったチームは、午後10時15分にチームメンバー全員でミーティングが行われ、深刻な事態だと全員が認識。チーム全員の安全と安心のためにも、レース出場をやめることを決断しています。

「今は何も変えることはできないし、一日一日を大切にしていくしかない。次のGPは6月7日のロシアを予定しています。まだ2ヶ月ありますが、誰が開催できると言っているのか疑問です。

 だから、僕はただ自分に集中し続けています。これは自分の仕事や目標のためにしなければならないことだし、実際にはとにかく体調を整えることが好きなので、この異常な状況を最大限に活用しています」

Monster Energy Yamaha Factory MXGP Teamゴーティエ・ポーリン選手

 FIMモトクロス世界選手権のプロモーターであるインフロント・モト・レーシングは、状況を継続的にモニタリングし、可能な限り日程を調整しています。現在、シーズンは11月までの18戦が残っていますが、新しい日程には、これまでにない7月の6戦連続グランプリが組み込まれています。

「これまでになかったシーズンの展開です。チームがどのように対処するか、特にアルゼンチンやインドネシアなどでシーズンが終わることを考えれば、これまでとはまったく違うものになるでしょう。

 ビジネスの面では、本当に大変なことです。しかし、私にとって最も重要なことは、チームが健康でいられることと、家族が健康でいられることです。スポーツの面では、私は健康を維持し、自分にとって有利になると確信していますし、そのための準備をするつもりです」

Monster Energy Yamaha Factory MXGP Teamゴーティエ・ポーリン選手

 ポジティブな面では、昨年5月に第1子となる子供を迎えたポーリン選手は、現在、様々なドラマがある中で、穏やかで平穏な気持ちになっているようです。

「私は今、自分が持っているすべてのものにとても恵まれています。私の周りの人も家族もみんな無事で、小さな子供の成長を見ながら今を楽しむことができています。本当に素晴らしいことです。今までで最高の贈り物だし、信じられないほど感謝していることがすべて新しい贈り物だと感じています」

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 世界がコロナウィルスの脅威から解放され、安全にレースが行える状態になってから、どれだけ早く日程修復できるかという点にも疑問符がついていますが、ポーリン選手は全員の安全を確認したらすぐに再スタートできると自信を持っているようです。

【了】

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