軽二輪スクーター「ヤマハ・NMAX155」が自宅にある生活とは!~リターンライダーKANEKO’S EYE~

クルマ業界に25年以上。ドライビング・インストラクターや自動車に関する研修トレーナーをしている経験を活かし「ブランド」「商品」「こだわり」「疑問」など、現在のバイク界をピュアな目線でレポートします。今回は、ヤマハの軽二輪スクーター「NMAX 155」についての印象をレポートします。

ヤマハ「NMAX 155」のフレキシブルに動ける機動力を実感

 前回の続きとなりますが、少しの間お借りできることとなった「ヤマハ・NMAX155」。ということは、朝起きれば自宅にNMAX155があり、いつでも、どのタイミングでも出動可能ということ! しかも軽二輪ということで高速道路も走れるし、お借りした車両にはETCも装着済み。するとどんな生活となるのか? どんなことを考えたか? お伝えしたいと思います。

手軽さが当たり前のスクーター、気晴らしにNMAXで走りに行きます

 まず自粛生活が長引く中で幸運にもバーチャル系の仕事をいただき、かなり長い時間パソコンの前で過ごすことがあったのですが、そんなときでもチョットの気晴らしにNMAXを出動させました。実はこれが一番感じたことなんです。この機動力というのか、本当にフレキシブルに動けるということ。

 サッとお気に入りの上着を羽織って、ヘルメットとグローブを装着して、あとはヒュ~って具合。すると一瞬でリフレッシュ出来て、次の仕事も頑張ろうと思えて来る。 

 乗る前の事前の準備や心構え、一連のルーティン儀式(自分だけですかね?これも楽しさのひとつだったりしますが…)のようなことは気にせず手軽。スクーターではこの手軽さが当たり前のことなのかも知れませんが、今回それを本当に実感したのが正直なポイントです。通常のバイクとも、もちろんクルマとも違う、スクーターの高い機動力を、あらためて感じました。

人が少ない地元に近い海にもNMAXで出かけてみました

 そして時間があれば、地元に近い海方面にも行ってみました。もちろん高速道路も使ってみましたが、常識内の速度域なら15馬力のパワーでも全く不足を感じることはなく快適。さすがに横風が怖く感じた時もありましたが、前方からの風に対しては、フロントスクリーンの中と外では全く世界が変わり、しっかりと設計がされていることも確認でき、それらがわかるとより面白く感じられるところも。

 比較的ロングを走ると燃料計の落ちが早く感じましたが、6.6リットルの燃料タンクだと若干仕方ないところでしょうか。

 のどかな海沿いを走っている時にフッと思ったのですが、自分にはスクーターが新鮮に思えます。もうここ何十年とスクーターを一般道で乗ったことはありませんでした。そして、NMAXのミッションは、クルマで言うとオートマチック車ですよね。クルマではオートマチック車がほとんどで、マニュアル車は貴重な部類。しかし、バイクは断然マニュアル車が多いんですよね。当たり前なんですが、そう考えると「いや~バイクって不思議だなぁ」と。

スピードは控えめに時間と景色を楽しみながら走れる軽二輪スクーター

 そんなことを思いながら走っていると不思議とスピードは控えめに、その時間を、景色を、より楽しめるようになって来ます。通常のバイクとも、もちろんクルマとも違う、スクーターでの不思議なドライブ感覚。

 天候にも恵まれましたが、手軽な機動力と気持ちを焦らさないライディングは、本当にその時間をリラックスさせることができ、優雅な気持ちにさせてもくれる。

 ヤマハ「NMAX155」、軽二輪車の存在価値は、こんなところにもあるような気がします。

【了】

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Writer: 金子陽一

トップドライバーを目指し自動車レースに参戦。幾度かの資金難から挫折しかけたところをチューニングカー雑誌の編集部に拾われ、タイムアタック/レポートドライバーを担当。現在、それらの経験を活かし自動車ブランドが開催するドライビングレッスンのインストラクター、そして販売店スタッフ向けの研修トレーナーとしても活躍中。学生時代に乗っていたバイクからはしばらく離れていたが、近年、最新バイクの進化、またバイクを取り巻く最新アイテムの進化に感動しバイク熱が復活。大型自動二輪免許も取得。クルマで経験してきたセンサーを活かして「バイク」「ブランド」「アイテム」「こだわり」など、最新のバイク界をピュアな目線でレポートする。

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