ジェームズ・ボンド007シリーズ第25作目に登場する「スクランブラー1200XE」 劇中使用車が日本でお披露目
2020年11月20日に公開予定の映画、ジェームズ・ボンド「007」シリーズ第25作目『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に、トライアンフ「Scrambler 1200 XE」が登場します。劇中で使用された車輌がトライアンフ正規ディーラー「トライアンフ茅ケ崎」で展示されました。
ほぼ標準仕様で宙を舞うポテンシャルに撮影スタッフも驚きの声
2020年11月20日に公開予定の映画、ジェームズ・ボンド「007」シリーズ第25作目『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』にトライアンフ「Scrambler 1200 XE」が登場します。

劇中で使用された車輌は、英国のトライアンフがラインナップする市販車「Scrambler 1200 XE」をベースに、撮影用のカスタムが施されています。と言っても、メーターやバックミラー、灯火類などを取り除き、派手なアクション用にサスペンション(もちろんタイヤも)を変更している程度で、基本的にエンジン性能はそのままです。
公開中の予告編では、石畳をドリフトするシーンや、高台にあるドゥオモ広場へ向かって坂道を爆走し、ジャンプ台のように階段を駆け上りながら高さ数メートルの壁を軽々飛び越えるというスタントシーンも見られ、マシンの高いパフォーマンスが実証されています。

トライアンフは、2019年12月に「007」シリーズの製作会社であるイーオン・プロダクションズとパートナーシップ契約を締結しており、本作の公開を記念した世界限定250台の特別仕様車「Scrambler 1200 Bond Edition」も登場しました(日本での販売は20台のみ、すでに完売)。
今回、2020年7月11日(土)にグランドオープンした新店舗「トライアンフ茅ケ崎」に展示された「Scrambler 1200 XE」カスタムは、映画の撮影後に展示可能なものとしては世界で2、3台のみ、実際に撮影やプロモーションでは4、5台用意されたとのこと。

トライアンフ・モーターサイクルズ・ジャパンのマーケティングマネージャーによると、「トライアンフ茅ケ崎」での展示は2020年7月23日まで、その後7月下旬に予定されている箱根での試乗会で展示し、9月からの映画のプロモーションで都内での展示を予定しているとのことです。
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映画に登場するバイクは数多くありますが、海外作品の映画撮影で実際に使用された車両がわざわざ日本へやってくることは稀なケースでしょう。本作でジェームズ・ボンド役を卒業するダニエル・クレイグも実際に走らせた車輌、また007シリーズに興味のある方は、実車を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。