F・クアルタラロMotoGP開幕2連勝!ヤマハ2014年以来表彰台独占

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamファビオ・クアルタラロがホールショットからレースをリードし、ポール・トゥ・フィニッシュで2戦連続優勝を飾り、Monster Energy Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスとV・ロッシは、それぞれ2位と3位を獲得して表彰台をヤマハが独占しました。

前戦の優勝で安定感が増したF・クアルタラロが勝利

 MotoGP第3戦アンダルシアGP(MotoGPクラスは2戦目)は、気温、路面温度が高温の中で開催されました。アンダルシア大会は、2週連続で同一サーキットでの開催ということもあり、各チーム、ライダーともに前戦の分析を行いレースに臨んでいます。

ヤマハの表彰台独占は、2014年オーストラリアGP以来(M・ビニャーレス/ F・クアルタラロ/V・ロッシ)

 2戦連ポールポジションからのスタートとなったPETRONAS Yamaha Sepang Racing Team F・クアルタラロがホールショットから終始レースをリードし、ポール・トゥ・フィニッシュで2戦連続優勝を飾りました。最終的に2位M・ビニャーレスとの差は4.495秒でした。

序盤からレースをコントロールするF・クアルタラロ

 Monster Energy Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスとV・ロッシは、多くのライダーがリタイヤする中、最後の5ラップはチームメイトでの2位争いを展開します。ここまでタイヤを温存していたM・ビニャーレスがV・ロッシをかわし2位でチェッカー。20ラップ目にはPramac Racing F・バグナイアのマシントラブルにより2番手に浮上したロッシですが、最後は3位でチェッカーを受けています。V・ロッシは、最高峰クラスで自己通算199回目となる表彰台に上がっています。

自己最高位4位入賞のLCR Honda IDEMITSU中上貴晶

 予選8番手から決勝に挑んだLCR Honda IDEMITSU中上貴晶は、オープニングラップ6番手につけると、終盤には、2位争いを繰り広げるヤマハ勢2人を追撃し、自己最高位となる4位でチェッカーを受けています。

 前戦のスペインGPでは、Repsol Honda Teamのマルク・マルケス(決勝欠場)、LCR Honda CASTROLのカル・クラッチロー(13位)、Team SUZUKI ECSTARのアレックス・リンス(10位)が骨折し、アンダルシアGPでは、苦戦を強いられました。

■PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team F・クアルタラロ(優勝)

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team F・クアルタラロ

「非常にタフなレースでした。この暑さのなかで25ラップにわたってトップをキープし続けることは、私にとっては今までで最も厳しいものでした。手や脚が熱くなってしまい、それを沈めてくれる空気も感じられませんでした。それでもマシンの調子は上々でした。先週と同じコースでありながら、コンディションは変化していて、それに素早く対応しなければなりませんでした。

 初めはロッシ選手との差が0.6秒だったのでプッシュしなければならないと思いましたが、1ラップ後の第6コーナーで後ろを振り返ると大きく引き離していたので驚きました。この時点で、冷静さを保って最後まで走り切ろうと決めました。このような厳しいコンディションのなかで2勝目を獲得でき本当にうれしいです。

 またロッシ選手と一緒に表彰台に上れたことも、とても素晴らしい経験。何しろ憧れの存在ですからね。チーム、ヤマハ、スポンサー、家族、友達、マネジャー、そして支えてくれるファンの皆さまに心から感謝します」

■Monster Energy Yamaha MotoGP M・ビニャーレス(2位)

Monster Energy Yamaha MotoGP M・ビニャーレス

「レース中は呼吸することができませんでした。マシンの調子はとても良かったので、クリアスペースを確保しようとオープニングラップでクアルタラロ選手に仕掛けていきましたが、はらんでしまい、クアルタラロ選手とロッシ選手に抜かれてしまいました。そのあとはロッシ選手ついて行きましたが、呼吸が苦しくて急激に疲れてしまったのです。原因はよくわかりません。おそらく周りのマシンの熱気だと思いますが、とにかくそれ以上どうすることもできませんでした。最後の5ラップのために力を温存し、終盤でリズムが上がって来たところでプッシュ。もしも1ラップ目の遅れがなければもっと良いレースになっていたと思います」

■Monster Energy Yamaha MotoGP V・ロッシ(3位)

Monster Energy Yamaha MotoGP V・ロッシ

「とても久しぶりの表彰台なので、本当にうれしいです。苦しい時期を乗り越えて復活できたと思います。今回はセッティングの考え方を変えて臨み、それがうまくいきました。デビッド・ムニョスをはじめチームのみんなのおかげ。心から感謝しています。スタート直後からペースが良く好位置につけることができましたが、そのあとは本当に長い戦いでした。表彰台復帰は最高の気分。優勝とは違いますが、それとよく似た気持ちです」
※ ※ ※

 ヤマハの表彰台独占は、2014年オーストラリアGPでのV・ロッシ、J・ロレンソ、B・スミス以来となる1-2-3フィニッシュを達成しています。次戦MotoGP第4戦は、8月7~9日にチェコのブルノサーキットで開催されます。

【了】

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