トライアルの絶対王者トニー・ボウ選手、開幕戦から圧勝!

例年とは違うスケジュールで始まった2020年トライアル世界選手権開幕戦フランスGPは、Repsol Honda Teamトニー・ボウ選手が、他を寄せ付けないトライアルで勝利しました。2020年世界選手権参戦25周年を迎えた藤波貴久選手は、6位でした。

今年も負けないトライアルを展開!

 2020年トライアル世界選手権の開幕戦フランスGPは、絶対王者Repsol Honda Teamトニー・ボウ選手が、ライバルを寄せ付けずに勝利しました。今シーズンもトニー・ボウ選手の指定席ランキングトップ座になっています。2020年世界選手権参戦25周年を迎えているチームメートの藤波貴久選手は、開幕戦を6位で終えています。

トライアル世界選手権の開幕戦フランスGPを制したRepsol Honda Teamトニー・ボウ選手

 9月に開幕戦という、例年とは全く異なるスケジュールで、ようやく戦いを始めることができたトライアル世界選手権の開幕戦は、標高2000mのスキーリゾート、イタリア国境にほど近いフランスのイゾラ2000で開催されました。

 感染防止対策を含めて今回FIMは、トライアル開催にあたっていくつかの方策が事前に話し合われています。その1つが、細かいタイムコントロールによる渋滞緩和ですが、これが裏目に出たてしまい、1ラップ目はライダーの持ち時間が軒並み足りない事態となりました。結果、主催者は1ラップ目の結果をキャンセルすると発表。10セクション3ラップの戦いは、10セクション2ラップの戦いに変更されています。

トータル減点は6点に抑え勝利したトニー・ボウ選手

 トニー・ボウ選手のトライアルは完璧でした。2ラップ目の減点はわずか1点。3ラップ目の減点も3点と見事なスコア。トニー・ボウ選手にはタイムオーバー減点が2点ありましたが、これを含めてもトータル減点は6点。2位のヴァルティゴのJ・ブスト選手には倍以上の点差をつけて、圧勝しました。

 藤波貴久選手は、第5セクションと第9セクションが鬼門となり、表彰台獲得は実現できませんでしたが、今年の藤波貴久選手のトライアルにかける意気込みは、これまでのシーズンよりも気合が入っています。

■トニー・ボウ選手(優勝)

Repsol Honda Teamトニー・ボウ選手

「開幕戦。しかし今日は、ちょっと奇妙な開幕戦となりました。何カ月ものインターバルを置いてのシーズン突入は、その準備もなかなか困難なものでした。しかし僕たちチームは一丸となって最善を尽くし、今日のトライアルをほとんど間違いなくこなしていくことができました。新しいシーズンの開幕戦を勝利で飾ることができて、僕は今日のトライアルにたいへん満足しています。今シーズンは、まれに見る短期決戦となります。簡単な戦いではないことは覚悟しています。しかし明日もまた、僕たちのベストを尽くして戦います」

■藤波貴久選手(6位)

Repsol Honda Team藤波貴久選手

「今日のトライアルは、いくつものミスをしやすい設定でした。僕にとっては第5セクションと第9セクションの2つが難関で、大きな減点もこの2セクションで叩いてしまっていました。しかしそこからなんとしてでも立ち直ろうと努力し、その甲斐あって最後に6位入賞までポジションを復活させることができたわけです。今の僕は、もっと前を向いて進めると確信しています。今年のチームにはたいへん満足しているし、明日も自分のベストを出しきって戦いたいと思っています」

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 今シーズンの世界選手権は、開催されるすべての大会が2日間制で行われます。第2戦は、同地イゾラ2000で行われます。

【了】

【画像】トライアル世界選手権開幕戦フランスGPを見る(6枚)

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