トライアル世界選手権第3戦スペイン大会1日目 指定席へ戻ったトニー・ボウ選手
トライアル世界選手権第3戦スペイン大会1日目は、レプソル・ホンダ・チームのトニー・ボウ選手が圧倒的な強さを見せ優勝しました。
他を寄せ付けない強さ復活!
トライアル世界選手権第3戦スペイン大会1日目は、Repsol Honda Teamのトニー・ボウ選手がVertigo Factory TeamのJ・ブスト選手に19ポイントの差をつけ優勝しました。チームメイトの藤波貴久選手は8位でフィニッシュしています。

レプソル・ホンダ・チームのT・ボウ選手は、スタートで出遅れたもののタフなコースを見事に攻略、その後は圧倒的な強さを見せ、最終的には優勝を果たしました。T・ボウ選手は1周目に17ポイント減点、2周目には8ポイント、3周目にはわずか3ポイントに減点に抑えました。T・ボウ選手は、現在2位Vertigo Factory TeamのJ・ブスト選手を4ポイント上回ってトライアルGP世界選手権の総合ランキングをリードしています。
藤波貴久選手は、ペースを維持するために必要な感覚をつかむことができず、1日目は8位でした。この結果、藤波選手は総合7位につけています。
■トニーボウ選手(優勝)

今日の勝利はとても嬉しいです。思うような体調ではなく、まだ腕に力が入っていませんでしたが、少なくとも痙攣はもうありません。最後まで戦い抜くことができたので、とても満足しています。あとはしっかり回復して、明日に向けて少しでも良い状態になるように頑張りたいと思います。
■藤波貴久選手(8位)

今日は本当に難しかったです。セクションやコントロールがとても厳しくて、リズムを崩してしまいました。2周目、3周目は改善しようとしましたが、今日はうまくいきませんでした。明日はまた新しいトライアルがあるので、明日に向けて完全なリセットをしなければなりません。
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トライアル世界選手権第3戦スペイン大会2日目も同地ビエルゾで開催されます。
【了】