長距離ツーリングでの大敵は眠気?走行中に眠くなってしまった時の対処とは!

バイクはクルマ以上に運転に集中する場面が多いはずなのに、ツーリング中に眠気に襲われるライダーも意外に多いようです。眠くなる原因とは一体なんなのでしょうか?また、眠くなってしまったら一番にどのような対処を良いのでしょうか。

長距離ツーリングはなぜ眠くなる?

 バイクの走行中に眠くなるおもな理由は「寝不足」「疲労」「食事」の3つが挙げられます。当たり前の話ですが、「寝不足」が原因の眠気は自己管理の問題でもあるため前日にしっかりと睡眠をとることが大切になります。特に長距離ツーリングの際は出発時間が早朝になることが多いため、普段と同じ就寝時間では十分な睡眠が取れていないこともあり、前日を含めたツーリング計画を立てる必要があります。

「疲労」による眠気は、長距離ツーリングにはつきものです

 また、「疲労」による眠気は、長距離ツーリングにはつきものです。特に高速道路を利用した場合はさらに眠気に襲われることが多く、その理由には運転が単調であることが挙げられます。高速道路での走行はスピードが一定で風景に変わり映えがないため、一般道よりも集中力や緊張感が少ない傾向にあります。信号もなく歩行者もいないため最も安全な道路とも言えますが、メリハリがない運転は飽きの来る運転とも言えるのではないでしょうか。

 そして、長距離ツーリングで多くのライダーが経験しているのが「食後にくる眠気」でしょう。旅先での食事は楽しみのひとつでもあり、ご当地の美味しい食べ物をお腹いっぱいに食べたくなるものです。これを目的にツーリングをするライダーも多いようですが、食べる食材によっては眠気が強すぎて運転どころではないといった状態に陥ることも珍しくはありません。

運転中に眠くなったらどうしたらいい?

 運転中に眠くなったら真っ先にすることは「バイクを安全な場所に停車して休憩をすること」に限ります。バイクは一瞬の操作ミスが事故につながるため、眠気がある状態での走行は大変危険な行為です。基本的に、眠気がある場合は運転をしないというのが大原則となります。

事故を起こさないために眠気がある場合は運転をしないというのが大原則です

 ちなみにクルマの免許試験では「運転中に眠くなったときは、眠気を覚ますため窓をあけて新鮮な空気をいれたり、大音量でラジオを聞いたりして気分転換をしながら運転するのがいいかマルかバツか?」のような問題が出題されますが、その際にマルを選んでしまうと不正解です。正解は「眠気を感じたら車を安全な場所に止めて休憩し、眠気をさましてから運転しましょう。」が正解となります。これはクルマに限らず、バイクも同じことと言えます。

 また、どんなに気を付けていても眠気のタイミングをコントロールするのは難しく、我慢して運転することは推奨できるものではありません。少しでも眠気を軽減するためには、バイクを降りてから眠気覚ましの方法をするのがいいでしょう。

 まずは、1時間に1回の休憩を入れるなど時間を決めて休憩を取るように心がけるのがポイントです。高速道路では、パーキングエリアは約15km間隔、サービスエリアは約50km間隔を目安に設置されていることが多いので、どのポイントで休憩を入れるのかあらかじめ決めておくのもよいかもしれません。

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 運転する前からスッキリするキシリトール系のガムを噛んだり、運転中に声を出して歌いながら眠気を防止するといった方法もあります。どんなに運転技術が優れているライダーでも眠気による一瞬の操作ミスで事故につながることもあり、眠気はライダーにとって一番の天敵といっても過言ではありません。まずは自分がツーリング中に眠くなってしまう原因を探り、焦らずにバイクを降りてから自分に合った眠気覚ましを実践してみてはいかがでしょうか。

【了】

【画像】長距離ツーリングでの大敵は眠気(3枚)

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