富士山を望む絶景スポットのひとつ 山中湖畔に愛車を停めて撮影できる「平野の浜」に行ってみた

富士山周辺はバイク乗りに人気のツーリングエリアです。せっかく訪れたなら、愛車と富士山の素敵な写真を撮りたいもの。山中湖畔の絶景スポットをご紹介しましょう。

空気が澄んでいる冬がベストシーズン

 富士五湖の中では最も面積が広く、河口湖と並んで周囲が開けているのが山中湖です。富士山の東側に位置することから、その東岸から北岸をバイクで走っていると富士山がよく視界に入ります。そんな山中湖の周囲には富士山を望めるスポットが数多く存在しますが、バイク乗りにとくにオススメなのが、「平野の浜」(山梨県南都留郡山中湖村平野)です。

冬場は富士山がよく見える日が多い。しかし午後からは雲が出ることが多くなるので基本的には早朝から午前中までがオススメ

 ここは山中湖の北東部に位置するエリアで、名前のとおり砂浜になっており、水際までバイクを乗り入れることが出来るのです。場所は、国道413号と県道729号が交差する地点を湖へ向かって行ったあたりになります。

 浜に行く目印は「平野」という信号のある交差点です。この交差点はライダーに人気の国道413号、通称“道志みち”を道志村方面から走ってくるとちょうど突き当りになる場所で、脇にセブンイレブンがあり、通ったことがある、というバイク乗りも多いのではないでしょうか。

 交差点脇の道は、旅館や民宿、保養所などが並ぶ細めの路地です。そこを進むとほどなく湖面が見えてきます。砂浜の直前にはサイクリングロードを横切ることになるので、往来に注意して走りましょう。

季節や天候によって様々な表情を見せてくれる

 平野の浜にはレンタルボートなどがあり、夏場は観光客でにぎわいます。また、テニスなどスポーツ合宿にも人気のエリアなので、季節によっては学生の姿も目立ちます。観光シーズンを外せば基本的には人も少なく静かな場所ですが、最近では年間を通して愛車と富士山の写真を撮りたいクルマやバイクが多く訪れるようになってきました。

 平野の浜からの景色は、愛車を置いたすぐそばに山中湖の湖面、その向こうに雄大な裾野を抱えた富士山を望むという、他ではなかなか見られない素晴らしいロケーションです。右側に半島状に突き出た陸地が写り込むのも、いいアクセントになっています。

 写真を撮るなら、空気が澄んだ冬の早朝が一番オススメです。天気が良くて湖面に波もない日は、時に逆さ富士も見られるので、天気予報とにらめっこをして狙って行くのも良いかもしれません。

 なお、砂浜は一応乗用車やオンロードバイクでも乗り入れできますが、水際などはところどころ砂の柔らかい場所や凹凸もあるので、不安だと感じたらバイクを手前に停めるなど、無理をせずに撮影を楽しみましょう。

【了】

【画像】愛車を停めて撮影できる「平野の浜」に行ってみた(6枚)

画像ギャラリー

Writer: 野岸“ねぎ”泰之(ライター)

30年以上バイク雑誌等に執筆しているフリーライター。ツーリング記事を中心に、近年はWebメディアで新車インプレッションやアイテムレビューも多数執筆。バイクツーリング&アウトドアを楽しむ『HUB倶楽部』運営メンバーの1人。全都道府県をバイクで走破しており、オーストラリア、タイ、中国など海外でのツーリング経験も持つ。バイクはスペックよりも実際の使い勝手や公道での走りが気になるキャンプツーリング好き。

最新記事