折り畳み電動バイクを活用した新カーシェアサービス「LOMACA」福岡市内で実証実験を開始
福岡市に拠点を置く株式会社LOMAは、好きな場所で借りて好きな場所で返すカーシェアサービス「LOMACA」の実証実験を開始しました。どのようなサービスなのでしょうか。
折り畳み式電動バイクの活用でカーチェアをより便利に
福岡市に拠点を置く株式会社LOMAは、2021年5月より福岡市内で車載型の電動バイクとソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するLPWA(Low Power, Wide Area:低消費電力の広域無線通信技術)の無線通信サービス「ELTRES IoTネットワークサービス(以下:ELTRES)、株式会社東海理化(以下:東海理化)が提供するDigitalkeyとFREEKEYアプリの技術提供を受けてカーシェアのUBER版、好きな場所で借りて好きな場所で返す「LOMACA」の実証実験を開始しました。

営業拠点とするエリアから半径5キロ圏内を商圏と捉え、注文してから30分以内にカーシェアの車を届けるLOMACAは、利用者が返却を希望するエリアの近隣のコインパーキングに駐車することで返却完了となるカーシェアサービスです。
レンタカーとは異なり無人で貸出、無人で返却も可能なLOMACAは、2020年3月に3台でスタートし、現在では車両も60台を突破。2022年3月期までに福岡市内10拠点200台の増車を計画しているといいます。

また、車両を配達するスタッフは、配達後、車に搭載された折りたたみ式の電動バイクで巡回し、効率よく車両を回収・配達することが可能といいます。
2027年までに政令指定都市を中心に500拠点の展開を目指すというLOMACA。今後どのような広がりを見せてくれるのか期待が高まります。
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