スペイン留学中のバイクタレント コロナ禍でのMotoGP海外レース観戦! いざサーキットへ!
スペインへ語学留学中のバイクタレント兼こうのす観光大使・岸田彩美さんが、現地で行われた世界最高峰のロードレース「MotoGP」に訪れました。コロナ禍で開催されたスペインGPの会場はどのような雰囲気だったのでしょうか。
晴天の中、レンタルバイクでサーキットへ!
こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。前回に引き続き、MotoGP観戦の時のレポートをしますね。

今回はレンタルバイクをして、サーキットまで向かったのですが……心配していた天気にも恵まれました。もはや暑すぎたくらいです(笑)。
コロナ禍ということで、自分が観戦するエリアの最寄りの駐車場に停める必要がありました。あまり詳しい情報はありませんでしたが、サーキットの配置図をよく見ながら、スマホアプリを使って向かいます。
サーキット場が近づくと、バイク・車が増えてきて……あ~いよいよだなと感じました。やっぱりバイクの数が多かったなあ。
ありがたいことにバイク専用の道路が出来ており、優先的に会場の中に通してもらえたので、スムーズに駐車場に停める事ができました。しかも無料ですので、ライダー優遇されているな~と思ったものです。
さーて自分の観客席に行こう! と思いきや、セキュリティが厳しい。手荷物検査はもちろん、コロナの影響で、自分の観戦席エリア外には入出場することが出来なかったので、あっちこっち行きました(笑)。

スタッフさんに、確認しながらようやく自分のエリアに入り、席に着くことができました。よかった~レース見られないかと思いました。
今回は自分の身分証明書(パスポート)と印刷したチケットが必須。これがないと観戦することができません。
また、席での飲食禁止、マスクは常に着用です。常時、セキュリティの方々が見張っており、マスクを外したり、飲食するとすぐに注意されてしまいます。
スペイン語の解説に四苦八苦
他のエリアには移動できないものの、物販スペースや飲食スペースも確保されていたので、グッズを購入。このエリアでは飲食可能でした。個人的に、もう少し規制が緩いかな~と思っていたので、驚きました。

私は超派手なTシャツ15ユーロとキャップ20ユーロを購入して大満足です。これまたデザインが素敵ですよね?(後日談ですが、実はこのキャップ、どこかで落としてしまい、行方不明になりました……(泣)
周りを見渡してみると、女性一人で観戦している方もいました。家族連れの方やカップルで観戦している方も多かったです。私の席は、グランドスタンドだったので、スタート時のライダーを近くで確認できましたし、ピットも見えます。
レース展開は大きなビジョン(遠くて見にくかった)で確認するしかなかったのですが、レーススタート時の緊迫感やライダーが近い!! というミーハーも楽しめました。(笑) 本当はもっと近くで写真撮りたかったけど、人が密集すると注意されてしまうので、撮れず。。。

GPクラスの時、歓声も聞こえましたが、拍手やウエーブで声援を送ったりする姿も見ることができました。
きっと皆さん、ビール片手にワイワイしたかったはずでしょうが、しっかりルール守っていて素晴らしいなと思いました。
カタルーニャグランプリでは、私が応援していたマルク・マルケス選手が転倒してしまったり、ファビオ・クアルタラロ選手のレーシングスーツトラブルなどなど波乱はありましたが、無事に最後のMotoEレースまで観ることができました。
しかし、実況全てがスペイン語だったので、少ししか理解できなかったのが悔やまれます。ですが、雰囲気を肌で感じることが出来て良かったです。
サーキットの観客人数も制限していることもあり、帰り道は渋滞もなくスイスイで帰れました。渋滞を覚悟していた分拍子抜けでした。
きっとコロナ禍じゃなかったらもっと違う、盛大に応援する姿が見られたのかな……なんて思ったりもします。無観客戦や開催中止になってしまった開催国もあるので、観戦できただけでも人生の宝になりました。
日本のレース観戦時とは違う、色んな不安もありましたが、全て問題なく観戦を楽しめたので良かったです。日々状況は変わりますが、出来る限り様々なレースやイベントに参加してみたいと思っていますので、今後もぜひ記事を読んで頂けたら嬉しいです! 最後までご覧いただき、ありがとうございました。
【了】
Writer: 岸田彩美
食べる事とインコが大好き。愛称:あやみん。2011年駒澤大学準ミスグランプリを取得後、ツインリンクもてぎのイメージガール、ツインリンクもてぎエンジェルを務めた。任期中に様々なバイクの楽しみ方に出会いその魅力に心を奪われた。トライアルデモンストレーション、MotoGP 日本グランプリでステージMCなどバイクのイベント出演や司会も務める。