MVアグスタ「スーパーヴェローチェ・アゴ」 本拠地イタリアで一般公開【EICMA 2021】
MVアグスタは、フルカウルモデル「SUPERVELOCE 800(スーパーヴェローチェ800)」の特別仕様車「SUPERVELOCE Ago(スーパーヴェローチェ・アゴ)」を2021年11月25日からイタリア・ミラノで一般公開されているバイクの見本市「EICMA 2021」で公開しました。改めてその特徴を振り返ってみましょう。
偉大なるライダーへの敬意を表した限定車
MVアグスタは、フルカウルモデル「SUPERVELOCE 800(スーパーヴェローチェ800)」の特別仕様車「SUPERVELOCE Ago(スーパーヴェローチェ・アゴ)」を2021年11月25日からイタリア・ミラノで一般公開されているバイクの見本市「EICMA 2021」で公開しました。
EICMA2018で「スーパーヴェローチェ800コンセプト」として公開され、2020年にほとんど変わらぬ姿で発売されたスーパーヴェローチェ800は、排気量798ccの3気筒エンジンを搭載するクラシカルなデザインのスポーツモデルです。
2021年モデルではDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングを施したタペットと新素材を使用したバルブガイドの採用により内部抵抗を低減させ、あらゆる回転域で効率を向上した新型エンジンや、ねじれおよび縦方向の剛性を高めるため再設計されたフレームプレートでアップグレードされたシャーシを採用するなど改良が図られてきました。
2021年10月に発表され、EICMA 2021で一般公開された311台のみの限定車「スーパーヴェローチェ・アゴ」は合計311回の勝利、15回のタイトルを獲得したレジェンドライダー、Giacomo Agostini(ジャコモ・アゴスティーニ/愛称:Ago)氏への敬意を込めたモデルで外装にはかつてアゴスティーニ氏が駆ったマシンを模したカラーを採用。
アゴスティーニ氏のサインのほか、オプションとして車体右に2本、左1本に振り分けられたアロー製エキゾーストシステムも用意されています。
【了】