トライアンフ新型「タイガー1200」発表 大型アドベンチャーバイクのベスト・オブ・ザ・ワールドに挑む!

ハンドリングの新しいベンチマークとなる新型タイガー1200

 新型タイガー1200シリーズの重量とハンドリング性能の向上に大きく貢献しているのが、新設計のフレームで、従来のデザインよりも5.4kg軽量化されています。

トライアンフ「タイガー1200ラリー」シリーズ新型モデル

 さらに、ユーザーからのフィードバックをもとに開発された、ボルトオンのアルミニウム製リアサブフレームとリアハンガーを採用。新しいアルミニウム製燃料タンクや、従来の片持ち式のスイングアームから1.5kgの軽量化と強度の向上を実現した新開発のトライリンク式スイングアームや、小型軽量化されたシャフトドライブとベベルボックスを採用することで、さらなる軽量化が実現されました。

 ライダーに低速走行時や停車時の信頼感を与え、快適性とコントロール性を向上させるために、タイガー1200シリーズすべてのモデルでシートとタンクのエルゴノミクスを変更。シートがタンクに接するフロント部分がスリムになっています。

 また、新型タイガー1200ではライダーの好みに合わせてシートの高さを20mm変えることも可能。簡単に調整できる2ポジションシート機構が、全モデルに採用されています。

 なお、シート高は、GT ProとGT Explorerで850mmと870mmの2種類。Rally ProとRally Explorerでは、875mmと895mmの2種類を用意。付属のローシートオプションにより、シートポジションをさらに20mm下げることもできます。

 タイガー1200シリーズの各モデルに合わせて最適化されたハンドルバーの位置は、先代よりも20mm広くなり、オフロードでのコントロール性を向上。GT ExplorerとRally Explorerでは、ハンドルバーが他のモデルよりも16mm高くなっており、より快適で威厳のあるポジションが実現されています。

 ほかにも、タイガー1200の全モデルには、より安全で快適なライディングのための様々なプロテクションが施されており、すべてのモデルにハンドガードを標準装備。GT ProとGT Explorerにはアルミ製スキッドガード、Rally ProとRally Explorerにはアルミ製サンプガードが標準装備されています。

 また、GT ExplorerとRallyの両モデルにはエンジンプロテクションバー、更にRally Explorerには燃料タンクプロテクションバーも装備されていますが、これらのアイテムは標準装備されていないモデルにもアクセサリーとして追加することが可能です。

 なお、新型タイガー1200シリーズの価格(消費税10%込)は、タイガー1200 GT Pro(スノードニアホワイト)が236万4000円、タイガー1200 GT Pro(サファイアブラック/ルーサンブルー)が239万4000円、タイガー1200 Rally Pro(スノードニアホワイト)が251万9000円、タイガー1200 Rally Pro(サファイアブラック)が254万9000円、タイガー1200 Rally Pro(マットカーキ)が256万4000円、タイガー1200 GT Explorer(スノードニアホワイト)が254万9000円、タイガー1200 GT Explorer(サファイアブラック)が257万9000円、タイガー1200 GT Explorer(ルーサンブルー)が259万4000円、タイガー1200 Rally Explorer(スノードニアホワイト)が269万9000円、タイガー1200 Rally Explorer(サファイアブラック)が272万9000円、タイガー1200 Rally Explorer(マットカーキ)が274万4000円です。

【了】

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