実は全車種違う!ホンダ「カブ」シリーズのメーターを徹底解説
ホンダは、同車の小型バイク「カブ」に様々なシリーズをラインナップしており、そのデザインは多種多様です。特にメーターのデザインは、それぞれのモデルで大きく異なります。いったいどのようなデザインが、用意されているのでしょうか。
ホンダ「カブ」シリーズのメーターバリエーションに注目
ホンダ「スーパーカブ」といえば、新聞配達などに使われるビジネス専用の地味なバイクというイメージを持っている人は多いでしょう。
しかし最近では、明るいボディカラーのモデルも販売されるようになり、若者や女性など、幅広い層のライダーに注目されています。
また、125㏄のモデルやアウトドアを意識したモデルなど、ツーリングや趣味など、さまざまなシーンで活躍できるモデルも登場しています。そんなカブシリーズのメーターデザインや機能も、多種多様。どのようなデザインや機能のメーターがあるのでしょうか。ご紹介します。

1台目に紹介するモデルは、2017年11月にモデルチェンジした現行の「スーパーカブ」です。50㏄と110㏄をラインナップするスタンダードモデルで、前モデルは中国で生産された角目ヘッドライトでしたが、現行モデルで熊本工場での生産に変わり、伝統の丸目ヘッドライトに戻っています。
そしてメーターは、逆おにぎり形の丸みを帯びたメーターパネルの上部に、スーパーカブロゴを配置した、フルアナログ仕様。スピードメーター、燃料計、オドメーターと最小限の機能に、ウインカーとニュートラルランプが装備されています。

ちなみに、メーターのバックライトはLEDを採用。旧モデルよりも、夜間の視認性が向上しています。
カブらしいシンプルなデザインではあるものの、現在は多機能なメーターを搭載したモデルが多いため、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

2台目に紹介したいモデルは、新聞配達などをはじめとした配達業務に特化した「スーパーカブ プロ」です。スーパーカブをベースに、2017年秋にフルモデルチェンジされたモデルで、こちらも50㏄と110㏄がラインナップされています。
特徴は、大きな前カゴと後ろの巨大なキャリア。通常のカブよりも小さい14インチタイヤを前後に装着し、小回りがきくようになっている点などが挙げられます。
こちらのメーターもスーパーカブと同様、フルアナログ仕様となっており、六角形のデザインが基調。中央を起点にスピードメーター、燃料計、オドメーターが装備され、左右にニュートラルランプや警告灯などを配置しています。
ウインカーランプは、上部左右に大きく分かれて搭載されており、指示方向が確認しやすくなっているほか、最小限の機能がシンプルにまとめられていて、ビジネスバイクにピッタリの仕様となっています。

3台目に紹介する車種は、2018年9月に登場した「スーパーカブ C125」です。初代スーパーカブ「C100」のクラシカルなデザインを再現しながらも、最先端の装備を搭載した高級路線のカブに仕上げられました。
すべての灯火類にLEDが採用されたことに加え、フロントディスクブレーキやスマートキーも搭載。数多くの先進技術が投入されている点が、大きな特徴です。

そんなスーパーカブ C125のメーターには、アナログとデジタルが併用された丸形の2重レンズを採用。中央のデジタル表示には、燃料計、切り替え表示式のオド、ドリップメーター、時計を表示することができます。
また、シリーズ唯一となるシフトインジケーターが搭載された点もトピック。そのデジタルレンズを囲むように、アナログタイプのスピードメーターが配置されているなど、多機能なデジタル表示とアナログのレトロなテイストを上手く融合させ、機能的なデザインとなっています。
まだまだある! カブのメーターバリエーション
4台目に紹介するモデルは、2013年に初代が登場し、2018年のモデルチェンジにより2代目となった「クロスカブ」。カブのオフロード走行を可能にし、アウトドアを意識したカジュアルなスタイルが特徴のモデルです。

左右にニュートラルランプと警告灯が配置され、基本的な機能や構造はカブプロと同様ですが、メーターパネルのバック地にカモフラージュ柄があしらわれ、アウトドアを意識した遊び心を感じさせる印象となっています。

5台目に紹介するモデルは、2020年6月に登場した「ハンターカブ CT125」。オフロードでの走破性と機能を備えた本格的なトレッキングバイクとしてデビューし、現在も幅広い年齢層に支持されています。

メーターは、丸形メーターパネルに液晶デジタルを採用。中央に大きくスピードが表示され、上部には燃料計、下部にはオド、ドリップメーターが配置されています。
さらにその下には警告ランプ類が備えられており、最小限の情報を表示するコンパクトな設計です。

最後は、タイホンダから2020年に発表された「スーパーカブ 110 タイ仕様」をご紹介。同モデルは、エンジンと車体が改良された新型で、日本よりもひと足早くタイで販売されています。
メーターデザインで注目すべきポイントは、従来のアナログ型スピードメーターに加え、LCDデジタルディスプレイが新採用されたこと。シフトインジケーターや燃料計、燃費計測、オド、トリップメーター、時計などがデジタル表示可能な多機能メーターとなっています。
日本の新型モデルに、これらの機能が装備されるかはまだ不明ですが、大いに期待できると思います。
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ホンダが販売する「カブ」シリーズには、さまざまなモデルがラインナップされており、車種によってアナログ式やデジタル式など、メーターの機能やデザインがそれぞれ異なります。
メーターは常に目にするパーツであり、愛車の情報をすぐ確認できる重要な機能。カブシリーズの購入で迷っている人は、メーターに注目して選んでみるのも良いかもしれません。












