チャズ・デイビス選手がSBK参戦のAruba.it Racing-Ducati チーム ライダーズ・コーチに就任
2021年シーズンを持ってスーパーバイク世界選手権(SBK)からの引退を発表したチャズ・デイビス選手が、SBKに参戦するAruba.it Racing-Ducati チームのライダーズ・コーチに就任しました。現在、どのような心境なのでしょうか。
自身の経験を活かしチームをサポート
2021年シーズンを持ってスーパーバイク世界選手権(SBK)からの引退を発表したチャズ・デイビス選手が、SBKに参戦するAruba.it Racing-Ducati チームのライダーズ・コーチに就任しました。

ウェールズ出身のチャズ・デイビス選手(1987年2月10日生まれ)は、スーパーバイク世界選手権で8シーズン(Aruba.it Racing – Ducatiチームでは6シリーズ)、266レース、28勝、89表彰台を獲得したライダーです。
チャズ・デイヴィス選手は、Aruba.it Racing-Ducatiファミリーの一員としてコーチの役割を担い、その経験と才能をアルバロ・バウティスタ選手、マイケル・リナルディ選手、ニコロ・ブレーガ選手(2022年シーズン、Aruba.it Racing-Ducati WSSPチームのDucati Panigale V2でスーパースポーツ世界選手権にデビュー)のために活用していくといいます。
今回の発表に際し、チャズ・デイヴィス選手、ならびにステファノ・チェッコーニ氏(Aruba.it Racing-Ducati チーム・プリンシパル)は次のようにコメントしています。
■チャズ・デイヴィス選手

「私のレーシングキャリアの中で最高の年月を共に過ごしたAruba.it-Ducatiファミリーの一員であり続けることができ、本当に感激しています。“フェンスの向こう側 ”からレースを見るのは、とても面白い経験になるでしょう。
私はドゥカティのオフィシャルライダーとして7年間の経験を持ち、ドゥカティV2とV4の両方のバイクに関する知識があるので、チームの将来の成功に貢献するのに十分な能力を備えていると信じています。
2022年のSBK/WSSキャンペーンに向けて優秀なライダーが揃っているので、彼らのポテンシャルを最大限に引き出すために全力を尽くしたいと思っています。このような機会を与えてくれたステファノ・チェコーニ、フィール・レーシング、ドゥカティに感謝し、早くスタートしたいです」。
■ステファノ・チェッコーニ氏(Aruba.it Racing-Ducati チーム・プリンシパル)

「彼にとってもチームにとっても新しい役割ではありますが、チャズを再び頼ることができることをうれしく思っています。彼の経験は、我々のライダーにとって大きな助けとなり、彼らのポテンシャルを最大限に発揮させることができるでしょう。
パニガーレV2は、チャズが過去数年にわたり素晴らしい結果を残してきたツインシリンダースーパーバイクのDNAを受け継いでいるのですから」。