プラスチックの代わりに紙を使用!? 電動バイクメーカー「CAKE」がPaperShell社と技術提携
スウェーデンに拠点を置く電動バイクメーカー「CAKE」は、自動車産業での使用に適した、プラスチックに代わる持続可能な選択肢を実現するため、PaperShell社との技術提携を発表しました。どのような取り組みが行われるのでしょうか。
プラスチックの使用を最小限に
スウェーデンに拠点を置く電動バイクメーカー「CAKE」は、自動車産業での使用に適した、プラスチックに代わる持続可能な選択肢を実現するため、PaperShell社との技術提携を発表しました。

CAKEは、これまでシンプルで拡張性に富んだデザインの電動バイクを発表してきましたが、新たな取組となる今回の技術提携は、プラスチックに持続可能な選択肢をもたらし、2025年までに可能な限り二酸化炭素排出量の少ないモーターサイクルを開発し、市場に投入することを目的にしたものです。
また、2021年に設立されたPaperShell社は、木材や植物に含まれる成分をベースに、持続可能でハイテク、長寿命、耐荷重のB2B(法人間取引)コンポーネントを提供することを目標に掲げる企業で、化石由来の材料をバイオカーボンソリューションに置き換えることを目指しています。
今回の技術提携について、CAKEの創業者兼CEO、Stefan Ytterborn氏は次のようにコメントしています。
「私たちは、PaperShell社と協力し、モーターサイクルに使用される従来のプラスチックの使用を最小限に抑え、あるいは根絶できるような素材を見つけるために重要な役割を果たすことができることを期待しています。これは、最終的に自動車業界全体、そしてそれ以外の業界にも利益をもたらすコラボレーションです。
当社の部品は100%セルロース(植物細胞の細胞壁や繊維の主成分であり地球上で最も多く存在する炭水化物)でできており、プレス成形された単板よりも環境に優しく、プラスチックのように耐候性があり、ファイバーコンポジットのように強度があるのが特徴です。

私たちは、紙を人工木材に再生したいのです。バイオカーボンを使い捨てにするのではなく、美しい製品に蓄えたい。
ポリプロピレンなどのバルクプラスチックの機能単位と比較すると、私たちの影響は1/7,5、プレス成形された単板の2/3程度です。しかし、私たちはもっと上を目指すことができます。そして、CAKEのバイクに使われるプラスチック部品を、できるだけ多く紙で置き換えることができればと思います」。












