【MotoGP第8戦イタリアGP】日本人ライダー中上貴晶選手、ホンダ勢トップとなる8位でフィニッシュ

2022年5月29日、MotoGP第8戦イタリアGPの決勝レースがイタリアのアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロ(ムジェロ・サーキット)で行なわれました。MotoGPクラスに参戦する唯一の日本人ライダー、中上貴晶選手(ホンダ)は、8位でフィニッシュしました。

3戦連続でシングルフィニッシュ、まだまだ改善が必要

 2022年5月29日、MotoGP第8戦イタリアGPの決勝レースがイタリアのアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロ(ムジェロ・サーキット)で行なわれました。MotoGPクラスに参戦する唯一の日本人ライダー、中上貴晶選手(ホンダ)は、8位でフィニッシュしました。

ホンダのMotoGPマシン「RC213V」を駆り、2022年シーズンのMotoGPクラスに参戦する唯一の日本人ライダー、中上貴晶選手(#30 LCR Honda IDEMITSU)。中盤にポジションを回復し、8位でチェッカーを受けた
ホンダのMotoGPマシン「RC213V」を駆り、2022年シーズンのMotoGPクラスに参戦する唯一の日本人ライダー、中上貴晶選手(#30 LCR Honda IDEMITSU)。中盤にポジションを回復し、8位でチェッカーを受けた

 第6戦スペインGP、第7戦フランスGPと2戦連続で7位を獲得している中上選手は、小雨の降る予選で、ポールポジションから5番手までをドゥカティライダーが占める中、ホンダ勢最上位の8番手を獲得し、3列目からのスタートとなりました。

 前戦フランスGPでは路面温度が上昇するとリアタイヤのグリップが低下する問題を抱えており、中上選手は今大会の初日でもこれについて言及していました。

 初日、トップで終えたフリー走行1の路面温度は33度、一方、15番手だったフリー走行2では52度まで路面温度が上昇しています。ただ、決勝日は初日ほど気温、路面温度が上がらず、気温22度、路面温度は36度というコンディションとなりました。

 1周目には7番手付近にポジションを上げるも、12番手に後退。その後、レース中盤にマルク・マルケス選手(ホンダ)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ選手(ドゥカティ)、ミゲール・オリベイラ選手(KTM)をかわして8位でフィニッシュしました。

 レース後、MotoGPドットコムのインタビューの中で、中上選手は予選、決勝レースともにホンダ勢としてはトップで終えたイタリアGPについて「悪くない週末ではあった」と述べ、一方で「今日のレースでは序盤にトライしたけど、まだまだ改善が必要」とも語っています。

「(序盤に)順位を落としてしまったので、そこに関しては悔しいです。改善しなければならない点はわかっています。次のカタルーニャGPでもそれを頭に置いて、スタート直後から順位を落とさないように心がけていきます」

イタリアGPで優勝したのは、自身にとってもドゥカティにとってもホームグランプリだったフランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ/中央)。2位はファビオ・クアルタラロ選手(ヤマハ/左)、3位は4戦連続の表彰台のアレイシ・エスパルガロ選手(アプリリア/右)
イタリアGPで優勝したのは、自身にとってもドゥカティにとってもホームグランプリだったフランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ/中央)。2位はファビオ・クアルタラロ選手(ヤマハ/左)、3位は4戦連続の表彰台のアレイシ・エスパルガロ選手(アプリリア/右)

 次戦カタルーニャGPは6月5日、スペインのバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで決勝レースが行なわれます。

【画像】2022年シーズンのMotoGPクラスに参戦する中上選手を見る(6枚)

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Writer: 伊藤英里

モータースポーツジャーナリスト、ライター。主に二輪関連記事やレース記事を雑誌やウエブ媒体に寄稿している。小柄・ビギナーライダーに寄り添った二輪インプレッション記事を手掛けるほか、MotoGP、電動バイクレースMotoE取材に足を運ぶ。

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