マシントラブルとダッチウェザーに翻弄されたMotoEワールドカップ第4戦! レーシングライダー大久保光のレースレポート

国内外で活躍するレーシングライダー 大久保光選手が、MotoEワールドカップ第4戦オランダGPに参戦!そのレースレポートです。

無事メディカルチェックを通過して一安心の第4戦

 こんにちは。大久保光です。MotoEワールドカップ第4戦オランダアッセンラウンドについて書きたいと思います。

MotoEワールドカップ第4戦 オランダGPでTTサーキット アッセンを走る大久保光選手
MotoEワールドカップ第4戦 オランダGPでTTサーキット アッセンを走る大久保光選手

 MotoEのレースが開催されたのは、約1か月ぶり。

 前回のレースで大きく転倒してしまったため、メディカルチェックを走行が始まる前日の木曜日に受け、無事に出走許可が下りたので改めて今回のレースへの参戦が認められました。

 そして走行初日、金曜日の朝は雨模様。オランダのダッチウェザーと呼ばれる天候が非常に変わりやすく、雨が降ったり止んだりするので、雨のなかでのテスト走行も非常に重要となります。しかし、そこでマシントラブルが発生してしまい、1周もできないままフリープラクティスの1本目は終わってしまいました。

 さらに2本目は雨がより強くなり、レースディレクションにより危険と判断されたため、セッション自体が中止。そのまま予選となりました。

 予選がおこなわれる午後は、午前中の雨が嘘のように晴れ模様となり、それに伴って路面もウェットからドライに変わります。私はフリー走行を走れなかったので、Q1からのスタートとなりました。

 しかしアウトラップで転倒し、そのままタイムを計測できずに予選が終了。マシントラブルでの転倒でしたが幸い体に怪我はなく、まずは一安心でしたが、フリー走行、予選と計測ラップがないとなると、本来は決勝への参加は認められません。そのため、土曜日までレースディレクションの判断待ちとなりました。

 最終的にマシントラブルでの転倒であると転倒原因が認められ、最後尾グリットからの出走許可がおります。

 サイティングラップの無いMotoEは、グリッドに並んですぐの1周目からレースがスタートする流れ。レースウィーク中に1周もできないまま、いきなりレースがスタートとなるのは正直初めての経験で、非常に緊張したレースとなりしました。

ぶっつけ本番状態のレースの行方

 そして決勝レース本番。スタートは成功し、一気に12番手あたりまでポジションを上げることができましたが、そこからペースを上げることができず、一時は16番手まで順位を落としてしまいます。

最後尾グリッドに並ぶ大久保光選手
最後尾グリッドに並ぶ大久保光選手

 しかし周回を重ねるごとにペースを掴むことができ、そこから徐々に順位を上げることができたので、最終的には13位でチェッカーを受けることができました。

 レース2は、非常に難しいレースとなりました。

 天候が非常に不安定で2回の赤旗、スタートのやり直しなど大混乱。また小雨が降るなかでのスタートとなり、コンディションは非常にトリッキーな状態です。

 レースウィーク自体の流れが非常に悪かったので、とにかく転倒せずに走り切ることを前提にレースを進めようとした矢先の3周目。前方で多重クラッシュが起こり、そのまま赤旗でレース終了となりました。最終的に規定周回数に達しなかったため、チャンピオンシップポイントはハーフポイント。私の最終結果は11位となりました。

 今回はウィークを通して非常に難しいレースとなり、チャンピオンシップも現段階では8位となってしまいましたが、残り2戦4レース、改めてしっかり集中していきます。

 皆様、引き続き応援宜しくお願い致します。

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