ヤマハの原二電動バイク「E01」第2期実証実験を実施 リース料は月額2万円から

ヤマハ発動機株式会社は、電動スクーター「E01(イーゼロワン)」の第2期実証実験を2023年2月より開始します。実験に参加するための条件やリース料はどのようになっているのでしょうか。

E01の第2期実証実験応募がまもなく開始

 ヤマハ発動機株式会社は、電動スクーター「E01(イーゼロワン)」の第2期実証実験を2023年2月より開始します。

ヤマハの原付二種電動バイク「E01」
ヤマハの原付二種電動バイク「E01」

 ヤマハは2021年末に2022年春に欧州市場で原付一種(50cc)クラス相当の電動バイク「NEO’S」を発表するとともに、2022年春より日本および欧州の自治体などの実証実験用として使用する原付二種(125cc)クラス相当の電動バイクE01のリース販売を開始。

 第1期として7月1日から3ヶ月に渡って実証実験が行われています。

 また、ヤマハによると第1期実施の際、募集台数100台に対して25倍を超える応募があったといいますが、第2期では異なる季節にさまざまな場面で利用してもらうことで、原付二種クラスEVの市場受容性をより深く探ることを目的としているといいます。

 なお、第2期実証実験の概要、参加条件、リース料および車両の概要については以下の通りです。

■E01第2期実証実験の概要、参加条件、リース料
応募期間: 2022年11月18日(金)~11月27日(日)
受取期間: 2023 年2月1日(水)~2月28日(火)
利用期間:車両受取日から3カ月間
実施エリア:北海道を除く全国各地
貸出窓口:全国のYSP(ヤマハスポーツバイク専門店)
リース台数:100台
リース料:月額20,000円(税込み)
参加条件:満20歳以上、小型限定普通二輪免許(AT限定含む)以上の二輪免許保有、
応募者名義のクレジットカード保有、利用開始後のアンケートへの回答

■ヤマハ「E01」
乗車定員 : 2名
必要免許 : 小型限定普通二輪免許(AT限定含む)以上
寸法 : 1,930mm×740mm×1,230mm
シート高 : 755mm
重量 : 158kg(バッテリー装着)
定格出力 : 0.98kW
最高出力 : 8.1kW/5,000r/min
最大トルク : 30N・m/1,950r/min
原動機種類 : 交流同期電動機
バッテリー種類/型式 : リチウムイオン電池/ESB5
1充電走行距離 : 104km(60km/h定地走行テスト値)
充電時間 : 約1時間(急速充電)※/約5時間(普通充電)/約14時間(ポータブル充電)
※ ※ ※

 ヤマハは、「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」において、2050年までに「スコープ3(主に製品使用時など)」におけるCO2排出量を2010年比で90%削減する目標を掲げていますが、今回の実証実験は、その目標達成に向けて取り組む活動の一環となっています。

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