クリーンな外観の電動バイクが遂に日本市場へ

　株式会社ゴールドウインは、2022年10月7日（現地時間）に、スウェーデンの電動バイクメーカー「CAKE 0 emission AB社」(以下：CAKE)と、日本国内における独占的パートナー契約を締結し、2023年春ごろよりCAKEが展開するプレミアム電動バイクの予約受付を開始すると発表しました。

　1951年に設立されたゴールドウインは、「スポーツを通じて、豊かで健やかな暮らしを実現する」を企業理念に掲げ、オリジナルブランド「Goldwin」をはじめとする高機能スポーツウエアを日本国内を中心に展開するアパレルブランドです。

　同社は2021年に地球規模の気候変動の問題に向き合い、持続可能な社会の発展に積極的に関わり、環境配慮素材の推進やリサイクル・アップサイクル事業の推進、カーボンニュートラルに向けた取り組み「PLAY EARTH 2030」を発表。モーターサイクル事業においても、環境配慮を重要な課題と捉えているといいます。

　今回、パートナー契約を締結したCAKEは、スウェーデンに拠点を置く電動バイクメーカーで、「エキサイティングなモビリティ体験」と「環境への責任」の両立を目指し、様々なタイプの電動モデルを市場に送り込んでいます。

　今回の契約は、ゴールドウインの理念とCAKE製のバイクの親和性が高いことから実現したもので、2023年1月からの3年間で5000台の国内販売を目指すといいます。

　パートナー契約締結に際し、CAKE創設者 兼 CEO Stefan Ytterborn氏は次のようにコメントしています。

「アジア進出には、ゴールドウインのようなハイクオリティかつモノづくりの造詣が深いパートナーと提携できることほど良いことはありません。ゴールドウインは長年にわたり私がよく知る会社であり、彼らの品質に対する責任、革新への情熱、顧客との関係構築力は業界をリードするものです。日本のような重要な市場で、他でもなく彼らと仕事ができることを光栄に思います」。