ヨシムラSERT Motulが2023EWCへの継続参戦を発表! マシンはスズキ「GSX-R1000R」

ヨシムラSERT Motulは日仏混合チームとして新しい体制を組み、2023年FIM EWC(世界耐久選手権)への継続参戦をおこないます。

マシンはスズキ「GSX-R1000R」

 ヨシムラSERT Motulが、2023年FIM EWC(世界耐久選手権)への継続参戦を発表。日仏混合チームとして新しい体制を組み、スズキ「GSX-R1000R」を駆って世界戦でのタイトル奪還に挑みます。

2023年FIM EWC(世界耐久選手権)への継続参戦を発表したヨシムラSERT Motulチームディレクター 加藤 陽平氏(右)とチームマネージャー ダミアン・ソルニエ氏(左)
2023年FIM EWC(世界耐久選手権)への継続参戦を発表したヨシムラSERT Motulチームディレクター 加藤 陽平氏(右)とチームマネージャー ダミアン・ソルニエ氏(左)

●ヨシムラSERT Motulチームディレクター 加藤 陽平氏コメント 

 皆様に晴れて2023年世界耐久選手権への参戦発表をお伝えできる日を迎え、非常に嬉しく思っております。

 ご存知のとおり、スズキよりファクトリーレース活動撤退発表がありましたが、その後協議を続けてきた結果、私たちの新生Yoshimura SERT Motulの活動に、スズキが支援を決定して下さったことにとても感謝しています。

ヨシムラ SERT Motul チーム 加藤陽平監督
ヨシムラ SERT Motul チーム 加藤陽平監督

 今後も我々はスズキの代表として世界耐久選手権で戦い、最大限の責任と覚悟を持ってチャンピオンタイトル奪還を目指します。またこの参戦決定に際しMotul、DENSOを始め沢山のスポンサーやパートナー企業の皆様の変わらぬ支援にもお礼を申し上げます。

 そしてファンの皆さんやチームスタッフの皆には多くの心配を掛けておりましたが、世界中のファンの継続を求める声や皆さんの応援、信頼のメッセージを送り続けてくれていたことが、我々のサポートとなっておりました。

 2022年シーズンは最終戦を迎えるまでチャンピオンシップをリードしながらも、想定外のトラブルでタイトル防衛を逃してしまいましたが、2023年も優秀なYoshimura SERT Motulのライダーやスタッフと共に前進し、ルマン24時間レースの3連覇は勿論、全レースで優勝することを目標に、支援をして下さる関係各社やファンの皆様と心をひとつに戦って参りますので、引き続きYoshimura SERT Motulへのご声援を宜しくお願い致します。

●ヨシムラ SERT Motul チームマネージャー ダミアン・ソルニエ氏コメント 

ヨシムラ SERT Motul チームマネージャー ダミアン・ソルニエ氏
ヨシムラ SERT Motul チームマネージャー ダミアン・ソルニエ氏

 新生ヨシムラSERT Motulが2023年シーズンも世界耐久選手権で活動できること、3年連続でヨシムラとスズキとのパートナーシップを象徴する赤と青のカラーを纏ったGSX-R1000Rで参戦することをお知らせでき、本当に嬉しく思います。

 残念ながらスズキは2022年でファクトリー活動から撤退することになりましたが、今後も私たちはスズキから大きなサポートを受け、チャンピオンシップではスズキを代表するチームとして、最善を尽くして参ります。

 新シーズンを迎えられるのは、長く私たちを支えてくれる大事なパートナーに加え、新規パートナーからのサポートのお陰であり、私たちはチームの力を十分に発揮し、結果をもってスズキを始め応援して下さる皆様からの信頼を維持できる様にタイトル奪還に臨みます。

 2023年はヨシムラにとって大切なゼッケン12を付けて戦うことになりました。この伝統のある番号を掲げ、まずは4月の開幕戦ルマン24時間で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

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 なお、2023年の世界耐久選手権は、ルマン、スパフランコルシャン、ボルドールの24時間耐久と日本で開催される鈴鹿8時間耐久の全4戦でチャンピオンシップが争われる予定です。

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