もうすぐ新生活? 通勤・通学で使う自転車は「シティサイクル(ママチャリ)」か「クロスバイク」がオススメ
自転車と言っても種類はさまざま。新生活の節目に、通勤・通学で自転車を使おうと考えている人には「シティサイクル(ママチャリ)」と「クロスバイク」がオススメです。その特徴を紹介します。
キーワードは「実用性」
寒さの厳しかった季節も終わり、徐々に暖かくなってきました。どこか心も浮き立つようで、春からの新生活に胸を膨らませる人も多いことでしょう。気持ちも新たに「自転車生活をスタートしてみようかな」と考えるにはちょうど良い季節です。

ただ、自転車と言ってもさまざまな種類があり、通勤・通学や買い物など、日常使いを重視するのか、サイクリングやフィットネス、アウトドアなどのアクティビティや趣味として楽しむのかによって、それに適した自転車は異なります。
ここでは新生活に向けて、これから通勤・通学で自転車を使おうと考えている人にオススメの種類を紹介します。
まずは、もっともスタンダードで実用的な「シティサイクル」いわゆる「ママチャリ」です。一般的にライト、ベル、反射板などの公道を走るうえで必要な装備が初めから装備されており、日常使いに便利なカゴ、スタンド、荷台(キャリア)なども取り付けられているので、買ったその日から生活の相棒になってくれます。後ろの荷台に追加でカゴを取り付ければ、部活の荷物や、会社帰りの買い物でもしっかり荷物が運べて便利です。
タイヤのサイズとしては26インチが一般的ですが、体格に合わせて小さめの24インチや大きめの27インチを選べるのもうれしいポイントです。価格もリーズナブルな車種も多くありますが、長く使うことを考えた場合は、より耐久性に優れたグレードの高い車種を選ぶことをオススメします。
ママチャリと言うと、ハンドルのグリップが手前側に伸びる形状の「セミアップハンドル」が思い浮かぶかもしれませんが、よりスポーティに乗りたいなら、横にまっすぐ伸びた「オールラウンドハンドル(バーハンドル)」を装備した車種もあります。
自転車をもっとアクティブに乗りたいなら「クロスバイク」がオススメです。
「クロスバイク」は、高速で走ることに特化した「ロードバイク」と、舗装されていないオフロードを安定して走ることを前提に作られた「マウンテンバイク(MTB)」の中間的な存在で、ママチャリよりもスピーディ、かつスポーティに走行することができます。見た目のカッコ良さもあり、休日にちょっと遠乗りするにも使えて趣味の幅を広げてくれます。

ただ、クロスバイクは軽快に走るためにカゴや荷台などの装備が無いのが一般的です。後から取り付けることもできますが、ママチャリのような実用車ほどしっかり荷物を載せられるわけではありません。
「シティサイクル(ママチャリ)」と「クロスバイク」は、どちらも特徴としては実用性が高いという点があります。ほかにもタイヤの小さい「ミニベロ」や、先述の「ロードバイク」、「MTB」など、自転車の種類はさまざまです。コレとは決めつけず、自分のスタイルに適した自転車を探してみてはいかがでしょうか。