レトロな雰囲気の中に新技術アリ!ロイヤルエンフィールド『クラシック350』に魅了された〜小野木里奈の○○○○○日和〜
『小野木里奈の○○○○○日和』は、ロイヤルエンフィールド『クラシック350』に試乗します。レトロな雰囲気を持ちながら新たな技術を投入している『クラシック350』の走りや扱いやすさは、どんなライダーにも受け入れられるのでしょうか?
レトロな雰囲気を持つロイヤルエンフィールドが気になっています
皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。今回はロイヤルエンフィールド『クラシック350』の試乗記でございます!

東京モーターサイクルショーで展示されているのを見たときに、真っ先にこの車体へ駆け寄ったのを覚えています。
ロイヤルエンフィールドといえば、世界最古のモーターサイクルメーカーです。zは名前のとおりクラシックな形状のバイク。カラーリングも豊富で外見だけでも自分に合ったものを選ぶのが楽しくなりそうです。実際に試乗すると、「古」と「新」が絶妙に組合わさったバイクだなぁと実感します。今日も初心者目線で試乗していきます。それではいってみましょう!

私が試乗したカラーは「Halcyon Grey」。灰色がかった水色がベースで、シートのビターブラウンとの組み合わせがまるでチョコミントのようで可愛らしいです。タンクにある赤いロゴがアクセントになっていて、立体感があるデザインで素敵です。
『クラシック350』のカラーバリエーションは豊富で、なんと9種類もあるんです!そして、どのタイプも印象が違っていて、全然違うバイクのように見えるから不思議でした。ちなみに、この「Halcyon Grey」の“Halcyon”の意味は、「翡翠・穏やかで平和な」というらしく、既にネーミングからおしゃれ!

メーター周りもレトロ感満載で、運転中メーターをチェックするたびに古き良きものを感じられそうですよね。ハンドルバーのゆるっとカーブした形や、全体的に丸いパーツで構成されていてビジュアルに刺々しさがないんです。バイク初心者の方にも親近感を与えてくれると思います。「このバイクなら私でも乗れそう!」と、乗り手に寄り添ってくれる外見の印象でした。
恒例の足つきチェックでございます!
私(=身長160cm)が跨がるとこんなかんじ。シート高が805mmなので両足はつま先立ち。車体の写真だけ見るとそんなにシート高が高いと思わなかったのでちょっとびっくり。

海外のバイクメーカーは私にとって足つきが良いバイクが少ないのでもう少し期待していたのです…(笑)車両重量は195kgなので、支えているとずっしり感はあります。とはいえ、ハンドルが予想以上によく曲がるので、なんとか自分で取り回しすることもできそうでした。重さはありますが、小柄な方や初心者ライダーの方も練習すれば1人でできると思いました。
いよいよ、エンジンスタート!
エンジンをかけると、エンジンから車体へ、車体から私の体に「ドッドッドッド」という太い鼓動が響いてきます。太いけど優しい響きなので、現代的なマシンのメカメカしさというよりも、古き良きバイクならではの懐かしさを感じる音だと思います。

アクセルを回すとトンっとバイクを後ろから軽く押されたようなパワーを感じます。急にスピードが上がるわけでもなく、滑らかに徐々にスピードが上がるのでのんびりツーリングにもってこいな印象です。

コーナリングは、意外と車体を倒すのが楽にできたので大回りすることもなく走行することができました。少し車体は重めだったのにコーナリング時はそんなことを感じさせないくらい、すんなり車体が倒れてくれるのです。もっとスポーティーにコーナリングを走ってみたい欲もありましたが、マフラーの位置が飛び出ているので擦ってしまうことを防ぐために堪えました(笑)
走り出したら軽快に扱える感覚は、外見のレトロさとのギャップを感じました。
■気になる『クラシック350』のお値段
『CLASSIC 350 Halcyon (Green, Grey, Black)』=69万4100円(税込)
『CLASSIC 350 Signals (Marsh Grey, Desert Sand)』=70万1800円(税込)
『CLASSIC 350 Dark (Stealth Black, Gunmetal Grey)』=72万3800円(税込)
『CLASSIC 350 Chrome (Chrome Red, Chrome Bronze)』=72万8200円(税込) です。
カラーリングによって多少値段の差があるようですね。どれも70万前後です。外国車の中では比較的手に入りやすいお値段だと思いました。そして、個人的にはこのカラーリングの豊富さとデザイン性の高さは特に女性からも好まれそうです。

このレトロな外見を自慢しながら走れたらさぞ気持ちよさそう…(笑)ゆったりツーリングも楽しそうですし、都内の狭い道でも小回りはしやすそうなので街乗りを楽しむにもぴったりな気がしました。レトロな見た目と裏腹に、車体が軽快に走れるのを叶えてくれた技術の新しさを感じるバイクでした。
気になる方は是非、ロイヤルエンフィールドのショールームに行ってみてはいかがでしょうか?それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!
へっへっへ🧡
— 小野木 里奈 Rina Onogi (@rina_onogi) April 30, 2023
すっきりちゃんちゃん。
ドライヤー5分で乾くし癖毛もポジティブになる髪型にカットしていただきました🧡🧡 pic.twitter.com/ESzUz1Pre5
Writer: 小野木里奈
女優。両親の影響で幼い頃にはバイクに憧れを持ち、23歳で大型バイクの免許を取得。いつか自分もお気に入りのバイクを見つけて、友達とツーリングに行くのが夢。初心者の立場で感じたことを素直に発信する。