【自転車雑学】なにかと「ほにゃららの日」、6月3日は「世界自転車デー」

毎年8月19日は「バイクの日」に制定されていますが、自転車にもそのような「日」があります。普段乗っている自転車を見なおすきっかけとなる1日です。

自転車について、あらためて考えるきっかけに

 毎年8月19日は「バイクの日」に制定されています。何かを記念する日以外にも、公的な機関や地方自治体が制定したり、企業や商店街が定めたり、「バイクの日」のように語呂合わせで決められたり、いまや毎日が何かしらの記念日もしくは「ほにゃららの日」になっているのではないでしょうか。

6月3日は『世界自転車デー』
6月3日は『世界自転車デー』

 そしてもちろん、自転車にも制定された日があります。しかも1日だけではなく、なぜか近い時期に集中しています。自転車のますますの普及を祈って、自転車に関する記念日や「ほにゃららの日」を見てみましょう。

■5月5日『自転車の日』

 自転車をとりまく様々な問題を法律の面から解決するために「自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律」(自転車基本法)が1981年5月に制定されたことを記念して、毎年5月1日~31日は「自転車月間」となっており、その期間中の祝日である5月5日が自転車月間推進協議会によって『自転車の日』と定められました。

「自転車月間」の期間中は、自転車の正しい知識の普及と交通安全のさらなる促進を目的に、関連団体と協力して全国各地で多彩なイベントが開催されています。

■5月22日『サイクリングの日』

5月22日は『サイクリングの日』
5月22日は『サイクリングの日』

 公益財団法人「日本サイクリング協会(JCA)」が創立45周年を記念して、同協会が公益事業を行う財団法人として認可された日を『サイクリングの日』として宣言しました。サイクリングについての理解と関心を得ることを目的としています。

■6月3日『世界自転車デー』

 2018年4月の国連総会で制定された国際デーのひとつ。英語では「World Bicycle Day」と表記されます。

 アメリカの社会学教授であるレシェク・シビルスキーの「さらなる自転車の普及と活用が、人々の健康や運動能力の促進につながり、ひいては環境問題などの諸問題の解決にもつながる」という考えが多くの支持を獲得し、国連加盟国の賛成のもとで採択されました。記念日には各国で様々なイベントが行われています。

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 いずれも知名度としては低いかもしれませんが、日本国内のみならず、世界的に見ても5月から6月にかけては自転車に注目が集まる時期になっています。自転車は「健康促進」や「環境負荷の軽減」などの観点から再び注目を集めている乗りものでもあります。自転車に関わる日を知ることで、自転車のさらなる活用が導く未来や可能性について、考えてみる良いきっかけになるかもしれません。

【画像】自転車に関わる「日」をイメージする(6枚)

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