ハイオク指定のバイクにレギュラーガソリンを入れたらどうなる?
走行に必要なガソリンは、大きく分けて「レギュラー」と「ハイオク」の2種類。車種ごとに必要なガソリンは異なりますが、もしもハイオク指定のバイクにレギュラーガソリンを入れてしまったら、どうなるのでしょうか。
ハイオク指定のバイクにレギュラーを入れてしまった…いったいどうなる?
国内メーカー各社が販売している多くのバイクにはレギュラー指定になっている事がほとんど。特に400ccまでの中型バイクや大型バイクでも、650ccクラスを中心にレギュラー指定とされている場合が多いようです。

その一方で、カワサキ「ZX-10R」やスズキ「GSX-R1000R」といったスーパースポーツ系とその派生モデルの多くはハイオクが指定されています。これは、エンジン出力を高めて走行性能に特化しており、性能を存分に発揮するためです。
では、ハイオク指定のバイクに誤ってレギュラーガソリンを給油すると、どのような弊害が生じるのでしょうか。
そもそもレギュラーガソリンとハイオクガソリンの大きな違いについては、エンジンのノッキングを起こしにくくする「オクタン価」という数値が挙げられます。オクタン価はレギュラーガソリンが89.0以上、ハイオクガソリンは96.0以上とされており、この数値が低ければ低いほど燃えやすく、逆に高いと燃えにくくなることを示しています。
また、オクタン価が高いか低いかによって、「ノッキング」が発生しやすいかどうかも変わります。ノッキングとはエンジンの異常燃焼から引き起こされる症状で、カリカリといった異音やエンジンの振動が大きくなるのが特徴です。
ノッキングを放置したままバイクに乗り続けていると、エンジン内のダメージが蓄積されさまざまな故障を引き起こすだけではなく、最悪の場合エンジンが壊れる可能性もあります。つまり、ハイオク指定のバイクに誤ってレギュラーガソリンを給油してしまった場合ノッキングが発生してしまい、車両が壊れてしまう危険性があるということです。
では、給油中に誤ったガソリンを入れているのに気づいたらどうすればよいのでしょうか。

誤ったガソリンを給油していたとしても、エンジンをかける前であれば大きなトラブルへつながることはありません。まずはガソリンスタンドのスタッフへ、給油するガソリンを間違えた旨を速やかに伝えましょう。
しかし最近のバイクは電子制御システムが進化しており、自動的に点火を遅らせたり燃料の噴射を防いだりといった機能が備わっているものも少なくないため、誤給油してしまう可能性は低いと言えそうです。
ちなみに、ハイオクとレギュラーが混ざったとしても、しばらくは電子制御システムによって最適な状態を維持してくれるものの、徐々にエンジン出力が低下し本来のポテンシャルは発揮されにくいようです。
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ハイオク指定のバイクの他にクルマを所持しているライダー、つい「うっかりいつもの癖でレギュラーを給油してしまった…」ということもあるかもしれません。
指定されたガソリン以外のガソリンを誤って給油すると、ノッキングによって車両が壊れてしまう可能性があるため、昨今は電子制御システムの発達により誤給油を防ぎやすくなっているとはいっても間違えないように注意したいものです。









