防寒機能?安全性?バイク乗りが「革ジャン」を着るのはなぜか
「革ジャン」は、バイクに乗る人の間で定番のウェアになっています。革ジャンがライダーからの支持を集めている背景には、どのような理由があるのでしょうか。
革ジャンはバイクに最適!昔から今まで使われ続ける理由とは
バイクに乗る人の定番ウェアに「革ジャン」があります。もちろん革ジャン以外を着てバイクに乗る人もいますが、どんなバイクにも似合う革ジャンは多くのライダーの間で根強い人気を誇っています。
科学技術が発展し、さまざまな服の素材がある中で、今でも革ジャンが選ばれ続ける背景には、どのような理由があるのでしょうか。

革ジャンがバイク乗りに選ばれ続ける理由のひとつは、防風性能の高さです。糸を織って作られた布の素材と比べ、レザーは風を通しにくいという性質があります。
バイク乗りにとって、風は大敵。走行風は自分がスピードを出せば出すほど強まり、特に寒い季節になると大きな脅威となります。寒い風はライダーの体力を奪い、疲労を蓄積させていきます。
飛行機のパイロットが使うフライトジャケットに、レザーが長い間採用されてきたことからも、革ジャンの防風性能がわかります。
また、レザーには風を通しにくいという性質の他に、安全性が高いというメリットもあります。レザーは通常の布と比べて分厚く、摩擦や衝撃に強いため、転倒時にライダーが怪我をしにくいという特徴があります。
一方、化学繊維の場合は摩擦で溶けてしまいやすい、また事故による車両火災の際に引火してしまいやすいというデメリットがある場合も。そのため、バイクのサーキット走行で使われるつなぎにも、牛革やカンガルー革などの天然皮革が使われています。
このように、レザーという素材は機能的な側面からバイクと非常に相性が良くなっています。
どんな種類がある?バイク専用の革ジャン
革ジャンにはいくつかの種類がありますが、その中でもバイクに特化したものは「ライダースジャケット」と呼ばれています。

ライダースジャケットには大きく分けて2つの形があり、それぞれ「ダブルライダースジャケット」「シングルライダースジャケット」という名前が付けられています。
ダブルライダースジャケットは、和服のように左右の布が重なる部分があるのが大きな特徴です。このように布が重なる部分があることによって、ファスナーの隙間から風が進入しにくい構造になっています。
そのため、ダブルライダースジャケットは、シングルライダースジャケットに比べて防風性能が高い傾向があると言えます。また、ポケットなどの装飾も多い傾向にあり、全体的に派手なデザインになっています。

一方、シングルライダースジャケットはファスナーが中央にあり、バイク用ではないブルゾンと似たような形状になっています。そのため防寒性能ではダブルライダースジャケットに劣るものの、シンプルなデザインが特徴であり、バイクに乗っていない時でも気軽に着ることができます。
なお、ライダースジャケットはバイクに乗らない人からも一定の人気があるため、通常のアパレルショップでも販売されているのを目にします。しかしそれらの商品はバイク用ではないため、バイクに乗る際は運転操作に支障が出ることや耐久性が不十分なことも。
バイク用のライダースジャケットを買う場合は、バイク用品店に見に行くのがベストな選択と言えるでしょう。
※ ※ ※
革ジャンは防風性能や頑丈さが評価され、ライディングウェアとして長い間ライダーに評価されてきました。革ジャンには数多くの種類があり、クルーザーからネイキッド、SSまで幅広いバイクとの相性が良くなっています。バイクに乗るものとして、一着は持っておくとよいかもしれません。









