「フェンダーレス」……リアタイヤの迫力を最大限に!! ただし年式によっては要注意! カスタム用語集Vol.18
フェンダーレスとは、その名の通りフェンダーをなくすカスタムのこと。この場合のフェンダーとは、リアフェンダーを指します。クルーザーやストリートバイクでフロントフェンダーを取り払ったカスタムを見かけますが、それはまた別の話。今回はリアに関して解説します。
リアビューをすっきりと見せる
フェンダーレスはスーパースポーツやネイキッド、モタードなどで見かけるカスタム手法です。

これらのモデルのリア周りは、スタリッシュなシートカウルが装着されていることが多いのですが、ほとんどの場合、その先から樹脂製の長いフェンダーが降りてきて、リアタイヤを深く覆っています。その目的は、雨などで濡れた路面からの跳ね上げからライダーや後続車を守るためにあります。しかし、あまりにも長すぎて、せっかくのスポーティーなルックスが損なわれていると考えるライダーが多いのも事実です。
そこで樹脂製フェンダーの代わりに「フェンダーレスキット」を装着します。すると、リアタイヤやシートカウルが強調された迫力のリアビューが誕生するというわけです。
人気モデルならパーツメーカーから専用品が発売されているので、ボルトオンで装着できます。専用品がない場合も、純正フェンダーをカットしたり、ステーを自作したりしてワンオフで製作することが可能です。
ただし、ワンオフの場合はリフレクターやナンバー灯の装着を忘れているユーザーが稀にいるようです。違反行為となるので、必ず装着しましょう。

2021(令和3年)10月1日以降の新規登録車はナンバーの角度に注意
フェンダーレスはリアビューをすっきりさせるためのカスタムです。そのため、せっかくならとナンバープレートに角度をつけて、よりシャープなリアビューを演出する人も多いようです。
ただし、高年式モデルに乗っている方は注意が必要です。それまでナンバーの取付角度に関する明確な法律はなく、規定は「ナンバープレートの番号を見やすいに表示しなければならない」ということだけ。つまり、細かい規定はなく、かなりあやふやだったということです。
しかし、2016(平成28)年に新規定が設定されました。2021(令和3年)10月1日以降の新規登録車については、ナンバープレートの角度がしっかりと規定されるようになったのです。
その角度は「上向き40°~下向き15°」。この範囲から逸脱すると違反になるので注意してください。
ちなみに2016(平成28)年からは年式に関係なく、左右向きは0°、回転の向きは水平、ナンバープレートを覆うようなカバーやフレームは禁止されています。マナーとルールを守って、カスタムを楽しんでくださいね。
Writer: 佐賀山敏行
カスタムバイク専門誌の編集長を経て、現在はヤマハSR400/500に特化したWEBマガジン「The SR Times」を運営する。自身も現在93年式と14年式の2台のSRを持つフリークだが、基本的にはバイクは何でも好き。















