「マグホイール」……バネ下重量の軽減で操作性をアップ! カスタム用語集Vol.24
スポーツモデルのカスタムでよく聞く「マグホイール」とは、どのような特徴があるのでしょうか。
軽くて高い強度を持つ「マグネシウム」を素材に用いたホイール
「マグホイール」の正式名称は「マグネシウムホイール」です。その名の通り、素材にマグネシウムを用いています。その最大の特徴は、圧倒的な軽さにあります。アルミの比重は2.7で、鉄は7.8です。対してマグネシウムは1.8で、実用金属のなかで最も軽いと言われています。

ホイールを軽くすることで、バネ下重量が低減し、路面追従性やハンドリングが向上します。つまり、レースで戦ったり、スポーツ走行を楽しむうえで、ホイールは軽い方が良いというわけです。

しかも、強度や剛性もアルミや鉄より高く、振動吸収性にも優れています。まさにホイールにうってつけの素材と言えるでしょう。
ただし、マグネシウムはアルミなどに比べると加工しにくいため、製品化にはコストがかかります。また、燃えやすく、腐食しやすい点もデメリットだと言えるでしょう。レーサーや一部のスーパースポーツなどに採用されることはありますが、純正ホイールとしてほとんど使われていないのはこのためです(※近年ではBMW Motorrad「M1000RR」などの一部モデルでカーボン素材のホイールを採用するケースもみられます)。
しかし、カスタムパーツとしては今も昔も憧れの逸品。特にスポーツモデルに乗るライダーなら「いつかはマグホイール!」と考えている人も多いようです。
Writer: 佐賀山敏行
カスタムバイク専門誌の編集長を経て、現在はヤマハSR400/500に特化したWEBマガジン「The SR Times」を運営する。自身も現在93年式と14年式の2台のSRを持つフリークだが、基本的にはバイクは何でも好き。






