ワールドスーパースポーツ開幕戦はスケジュール変更とマシントラブルに大苦戦!レーシングライダー大久保光のレースレポート
レーシングライダーの大久保光選手が参戦した、スーパーバイク世界選手権の開幕戦レポートです。
マシントラブルで大苦戦の開幕戦
皆様こんにちは!レーシングライダーの大久保光です。
オーストラリアで行われましたスーパーバイク世界選手権の開幕戦が終わり、今は日本に帰国してこの記事を書いています。いろいろストレスの溜まる開幕戦となりましたが、気持ちを切り替えて今は次戦、バルセロナラウンドに向けて日々トレーニングを重ねているところ。
今回はその、スーパースポーツ世界選手権第1戦オーストラリアラウンドについて書いていきたいと思います。

毎年恒例で、スーパースポーツ世界選手権の開幕戦はオーストラリアで開催され、レースウィーク以外にもその週の月曜日、火曜日には、事前テストが設けられています。
しかし今回はヨーロッパからの船便が遅れてしまったために、予定が変更。スーパースポーツ世界選手権のテストは月曜日、スーパーバイク世界選手権のテストが火曜日ということになり、本来2日間の予定だったテストは1日のみとなってしまいました。
月曜日のテストでは、事前のヘレステストでしっかり走れなかった分、しっかりと走ろうとした矢先にマシントラブルが発生し、結局午前中は走ることができませんでした。
そして午後のセッション途中でマシンが直り、走り始めましたが18周ほど周回したところで赤旗が続き、そのままテストは終了となってしまいます。

レースウィークに入ると、金曜日から再びフリー走行が始まりました。
今年からレースウィークのスケジュールが変わり、スーパースポーツ世界選手権は金曜日の午前中に40分間のフリー走行、午後に40分間の予選、土曜日は朝に10分間のフリー走行、そして午後にはレース1。
日曜日も朝に10分間のフリー走行、午後にレース2と、以前に比べて走る時間がかなり少ないスケジュールとなってしまいました。
そのため、金曜日のフリー走行は非常に重要となるのですが、ここでも再びマシントラブルが出てしまい1周も周回することができずに終わってしまいます。
そして午後の予選でもなんとか予選を通過するために1周のみ周回し、すぐにピットイン。とてもまともに走れる状態ではなく、アクセルを全開にすることができませんでしたが、なんとか107%の基準タイムはクリアできたので、予選は25位での通過となりました。

土曜日の朝フリーでは、金曜日よりも酷い状態になってしまい、またもや1周もできずに終わります。
電気系のトラブルなのでチームも試行錯誤はしてくれましたがなかなか直らず、そのままレース1に向かわざるを得ない状況。レース中もトラブルと戦いながらの走行となりましたが、それがきっかけで6周目に転倒。再スタートできる状態ではあったのですが、このまま走行するのは危険と判断し、そのままリタイアとなりました。
日曜日も、朝のフリー走行ではマシンの確認からスタート。しかしトラブルは直っておらず、1周もできずにピットイン。これまでのトラブルでケーブル類は全て交換していたので、残る問題があるとすればエンジンのみと言う事になり、決勝までの間にエンジンを積み替えることに。

そしてレース2のサイティングラップでマシンの調子をみたところ、今までのトラブルが直っていたので、そのままグリットに並ぶことができました。
しかし、自分たちの前に行われていたレースで大量にオイルを撒いてしまった車両がいたため、長時間の赤旗となっていたことで、最終的にWSS600のレース2は9ラップに短縮。
スタートは成功して19番手まで上がることができましたが、やはり事前に全く走れていな影響もあり、マシンのセットアップもできていない状態でのレースは難しく、そこからずるずると順位を下げて、最終的には25位でチェッカーとなりました。
今回の開幕戦では私のレース人生でワースト1位、2位を争うほどの最低なレースウィークとなってしまいましたが、気持ちを常に前向きに、頑張っていきたいと思います。
Race 2 P25.
— Hikari Okubo 大久保 光 (@hikari_No78) February 25, 2024
Finally fix my motorcycle in Sunday but it was too late…
Looking for next round →🇪🇸
レース2は25位となりました。
日曜日やっとバイクが直りましたが今回はどうにもできませんでした。
気持ちを切り替えて次戦に向けていきます。#AustralianWorldSBK pic.twitter.com/gTWCb2rDg5











