電動バイクと比べてみた! ガソリン車のメリットとは?
ガソリン車は電動バイクに比べ、寒さに強いというメリットも!
電動バイクで使用されているリチウムイオンバッテリーは寒さに弱く、冬場は航続距離が短くなってしまう可能性があります。これは気温の低下に伴いバッテリー内の電解液の粘度が上がり、電流を発生させる化学反応が鈍くなってしまうため。

リチウムイオンバッテリーはスマートフォンにも使用されています。冬場はスマートフォンの電池の減りがやけに早いと思ったことのある人も多いのではないでしょうか。
それと同じことが、電動バイクのバッテリーにおいても起こる可能性があると考えると分かりやすいでしょう。
一方、ガソリン車の場合は多少バッテリーが弱ってしまっても、セルモーターを回す程度の電力は残っていることがほとんど。近年のフューエルインジェクションを採用したバイクは、気温に合わせて最適な燃調を設定するため、冬場でも問題なくエンジンを始動することが可能です。

最後に、ガソリン車の実用的なメリットとして挙げられるのが、給油速度です。電動バイクのバッテリーの充電には長い時間がかかりますが、ガソリン車の給油は数分程度で終わらせることが可能。
なお、現在では電動バイクのバッテリーをステーションで交換する方法も模索されており、将来的に実用化された場合、給油時間のメリットはなくなってしまうかもしれません。
続いて、ガソリン車のメリットを趣味性の観点で考えた時、真っ先に思いつくのがシフトチェンジの存在でしょう。

電動バイクのモーターは低回転から安定して高いトルクを発揮するため、基本的に現在はシフトチェンジの仕組みはありません。趣味でバイクに乗っている人にとって、加減速時のシフトチェンジは大きな楽しみのひとつと言えるでしょう。
また、ガソリン車の場合は、気筒数や気筒配置、ボアストローク比などによって多様なエンジンフィールがあります。これもガソリン車にしかない魅力であると言えるのですが、電動バイクも出力特性のセッティング等によって個性を出すことは不可能ではないかもしれません。
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このように、ガソリン車には、電動バイクにはないメリットがいくつかあります。ただし、趣味性のメリットは別として、実用性のメリットについては今後の技術革新で電動バイクに追いつかれてしまう可能性も否定はできません。
電動とガソリン、それぞれのバイクの今後の動向に注目したいところです。









