電動バイクと比べてみた! ガソリン車のメリットとは?

環境保護の観点から、クルマやバイクの電動化が進む現在でも、ガソリン車の新型も続々と発売されています。では、電動バイクと比較した時、ガソリン車にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

こんなにある!ガソリン車にしかない魅力とは

 バイクやクルマの電動化が進められていますが、依然としてガソリン車の新型モデルも続々と発売されています。これは、電動のバイクやクルマが全ての点においてガソリン車を上回っている訳ではないことを表していると言えるでしょう。

左:ヤマハの原付一種スクーター「Vino」の定地燃費値とタンク容量から算出した航続距離は360km 右:ヤマハの原付一種電動スクーター「E-Vino」の定地テスト時の航続距離は32km
左:ヤマハの原付一種スクーター「Vino」の定地燃費値とタンク容量から算出した航続距離は360km 右:ヤマハの原付一種電動スクーター「E-Vino」の定地テスト時の航続距離は32km

 では、ガソリン車にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

 電動バイクと比べたガソリン車のメリットは、実用性の観点でのメリットと趣味性の観点でのメリットの2種類に分けることが可能です。まず、実用性の観点で考えたガソリン車の最大のメリットは、「航続距離と軽さの両立」です。

 多くの電動バイクの航続距離は、ガソリン車と比べて短いもの。例えばヤマハ「E-ビーノ」の定地テスト時の航続距離は32kmであるのに対し、同じヤマハの「ビーノ」の定地燃費値とタンク容量から算出した航続距離は360km。カタログ上では実に10倍以上の差があります。

理論上は、バッテリーさえ大きくすれば電動バイクでも航続距離を伸ばすことは可能(写真:日産ARIYA nismo)
理論上は、バッテリーさえ大きくすれば電動バイクでも航続距離を伸ばすことは可能(写真:日産ARIYA nismo)

 理論上は、バッテリーさえ大きくすれば電動バイクでも航続距離を伸ばすことは可能。しかし、ここで問題となるのがバッテリーの重量や価格です。

 バッテリーを増やすと車重がどんどん増えていくことは想像に難くありません。事実、ガソリン車同様の航続距離を達成した日産「アリアB9」の重量は2230kg。似たようなサイズのホンダ「ZR-V」グレードXのFF車の重量は1460kgとなっており、重量差は顕著です。

 クルマにおいても重量増は、運動性能の低下やタイヤの消耗量の増加を招くためデメリットとされていますが、手で押したり停車中に足で支えたりするバイクにとってはさらに大きなデメリットです。

 また、バイクやクルマで使用されるリチウムイオンバッテリーは高額。バッテリーを大型化すると、ただでさえ高い電動バイクの車体価格がさらに上昇してしまいます。

 そのため、多くの電動バイクではバッテリーを大きくしないことで、航続距離を犠牲にしつつも重量増と価格増を防いでいるのです。

【画像】電動バイクとガソリンバイクの違いを画像で見る(10枚)

画像ギャラリー

1 2

編集部からのおすすめ

2026年 バリバリ伝説に再び注目? ライダーのバイク愛を教えて! 投稿キャンペーン始動であの名シーンがよみがえる!【PR】

2026年 バリバリ伝説に再び注目? ライダーのバイク愛を教えて! 投稿キャンペーン始動であの名シーンがよみがえる!【PR】

最新記事