スーパースポーツバイクはタンデム前提? なぜタンデムシートが備わっているのか
最低限の利便性を確保するためにタンデムシートは必要?
走りを追求しているはずのバイクが、利便性も確保しようとするのは不自然だと感じる人もいるかもしれません。しかし、あくまでスーパースポーツは公道を走るバイク。走行性能は重視しつつも、利便性を完全に度外視したコンセプトのバイクではないことを覚えておく必要があります。

スーパースポーツを購入する人の多くは、サーキットだけでなく公道も走行するはず。スーパースポーツ以外のバイクやクルマを所有していない人の場合は、ツーリングだけでなくちょっとした用事で外出する際にスーパースポーツで移動するシーンもあるでしょう。
タンデムシートを設けた場合、ちょっとした移動であれば人を乗せていくことも難しくありません。また、人を載せるだけでなくバイク用のバッグやボックスをつけるスペースとしても活用することが可能。
もちろん、スーパースポーツのタンデムシートは小さく、あるだけで走行性能に悪影響を及ぼすような部品ではありません。そのため走行性能は維持しつつ、最低限の利便性も確保することが可能。
ただしシートの乗り心地はかなり悪く、長時間乗ることが想定されているとは思えません。また、サスペンションのセッティングや車体の重量バランスを考慮しても、タンデムに向いているバイクとは言い難いかもしれません。
しかし、実際にスーパースポーツの後部座席を使うシーンが絶対にないと言い切れる人はそう多くないでしょう。

はじめからシングルシートで登録されたバイクの場合、法律上の定員は1名。その定員を2人乗りに変更する際は、タンデムシートに加えてタンデムステップやタンデムグリップのパーツをつけた上で、煩雑な構造変更の手続きをする必要があります。
それであれば、はじめからタンデムシートをつけておいた方が、多くのユーザーにとってメリットになると言えるでしょう。
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スーパースポーツのタンデムシートは、あくまで最低限の利便性を確保するためのものであり、積極的な使用が推奨されたものではありません。似たような存在として、2by2と呼ばれるスポーツカーの後部座席が挙げられるでしょう。
実際に使用する際は、長距離を走りすぎないよう、同乗者の体力にも気を配るようにするとよいでしょう。









