素朴な疑問! 電柱に巻かれた2色のしましまカバーって何の意味があるのか?
街中でごく当たり前の光景としていつも目にしている「電柱」。しかしよく注視してみると、黒と黄色のしましま模様のカバーが取り付けられたものが設置されているのに気づきます。このカバーには、一体どのような役割があるのでしょうか。
黒と黄色のしましまカバーは「電柱標識板」と呼ばれるもの!
電柱をよくよく見てみると広告チラシが貼られていたり、時には落とし物がかけられていたりします。また、黄色と黒のしましま模様のカバーが巻き付けられたものを目にすることも少なくありません。
では、このカバーには、いったいどのような役割があるのでしょうか。

電柱に巻かれている黒と黄色のしましま模様のカバーの正式名称は、「電柱標識板」と言います。なぜ電柱標識板が電柱に巻かれているのかというと、昼夜間にわたって電柱の所在を明確にして、歩行者や車両に電柱の存在を知らせるためです。周囲に電柱の存在を示し、歩行者や車などが電柱に衝突するのを未然に防いでいるようです。
実は交通事故でもっとも多い事故は、工作物への衝突です。交通事故総合分析センターの公表する情報によると、工作物による事故の中で、電柱への衝突が原因で命を落としてしまう場合が非常に多く、車両同士の正面衝突よりも致死率が高いという研究結果があるそうです。
そのため電柱標識板は、黄色と黒を合わせた目立つ色のものを使用して存在を知らせ、注意喚起をおこなっています。
また、電柱標識板が黄色と黒を使用していることにも意味があります。

工事現場や踏切など、立ち入ると危険な場所でよく見かける黄色と黒の組み合わせですが、これは危険を知らせる「警告色」と呼ばれるもの。黄色は”注意”を表していて、黒色を一緒に使用することで黄色を目立たせ、視認しやすくしているようです。
ちなみに、電柱標識板の黄色部分は反射材を使用しており、夜間でも視認できるよう工夫されています。









