the「燃費」気になるプレミアムクラスのクロスオーバーモデル、スズキ「GSX-S1000GX」の実力は?

走りの手応え、満足感にナットク!

 ツーリング先のワインディングを想定した快走路での燃費計測は、次の3区間で行なっています。

 1区間目は「富浦IC」出口直近のコンビニをスタートし、国道127号から県道296号にアクセス、そして「安房グリーンライン」を南下して房総半島の南端エリアまでの22km。

 2区間目は房総半島南端にほど近い海岸線から千倉まで海岸線沿いを移動し、国道410号、県道34号を経由して「大山千枚田」までの38.8km。

 3区間目は「大山千枚田」から県道34号、県道182号などを経由し館山道「富津中央IC」入口までの25.8kmで、合計86.6kmの距離で計測しています。

 どの区間も平坦部分とアップダウンを織り交ぜたルートで、ワイディングも楽しめる房総ツーリングの代表的な道です。

一般道、郊外の快走路ではスポーツ性能も十分に楽しめる
一般道、郊外の快走路ではスポーツ性能も十分に楽しめる

 性能重視に造られた「GSX-R」用エンジンをベースに、ツーリング適性を高めた「GSX-S1000GX」のエンジンは、房総の道の流れに合わせて走る限り、その性能の2~3割を使っているに過ぎない印象です。流れが良いと加減速も少なく持ち前のコーナリング性能もあり、ツーリングペースでも楽しめることが解りました。

 結果は、1区間目が21.2km/l、2区間目が20.3km/l、3区間目が21.3km/lとなっています。

 直列4気筒1000ccクラスエンジンのため、50km/hも出ていれば6速だけで走れるのですが、適宜ギアセレクトをした方が燃費値は良いようで、信号待ち、速度変化があるにもかかわらず、60km/h定地燃費値の20.8km/lを超える平均20.9km/lを記録したことには驚きました。

4気筒で時流の先端に乗る、ならばこれはアリ、なバイク

 ツーリングを含めたバイクのスポーティさと快適性、最先端装備での満たし。そのどれもが揃う「GSX-S1000GX」では、市街地、高速道路、快走路を合わせて距離178.2kmの総平均が18.2km/lとなり、WMTCの燃費値17km/lを軽く超えてきました。途中、60km/h定地燃費値を超えることもあり、性能と燃費のバランスに偽りなし。楽しいバイクでした。

ツーリング想定のthe「燃費」計測ルートを走り終え、ゴール地点の千葉県木更津エリアに到着
ツーリング想定のthe「燃費」計測ルートを走り終え、ゴール地点の千葉県木更津エリアに到着

■スズキ「GSX-S1000GX」(2024年型)燃費結果
総合評価:☆☆☆☆★(ホシ4つ)
走行距離:178.2km
市街地:13.3km/l
高速道路:20.4km/l
快走路:20.9km/l
平均:18.2km/l

【画像】スズキ「GSX-S1000GX」(2024年型)の燃費性能は? 実際に走って計測した画像を見る(15枚)

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Writer: 松井勉

モーターサイクル関係の取材、 執筆、プロモーション映像などを中心に活動を行なう。海外のオフロードレースへの参戦や、新型車の試乗による記事、取材リポートを多数経験。バイクの楽しさを 日々伝え続けている。

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