一体どんな役割がある? バイクのフロントに使われているフロントフォークを徹底解説
フロントサスペンション内部の構造は?
フロントサスペンは2本の筒が組み合わされており、そのうちのひとつの筒が伸び縮みするのですが、中はどうなっているのかというと、スプリングとオイルが入っています。
ちなみに、リアに付けられているショックアブソーバーの中にもオイルが入っていて、狭い通路の中を衝撃に合わせて上下に可動。フロントも形は違えども仕組みは同様です。

なお、ふたつの筒の組み合わせ方や向きにもふたつのタイプがあって、動く方の筒が下に向かっているのが正立。この場合は、外側の太い筒が上下します。一方、内側の細い筒が下に伸びて動いているものを倒立と呼びます。
それぞれの特徴はフロントフォークまわりの剛性を優先するスポーツモデルでは倒立が多く、コストなども含めたバランスのよさを重視する実用バイクなどでは正立が主流。
メンテナンス性も関係していて、倒立は下に向いているので内部のフォークオイルが漏れやすい傾向にあるので、小まめなチェックが必要です。
フロントサスもセッティングは変えられる?
リアサスペンションはスプリングを押さえているリングを締めたり、緩めたりすることで硬さの変更が可能ですが、フロントフォークもスポーツモデルであれば、上部のダイヤルやネジを回すことで硬さを変えることができるというのが一般的。

一方で、リングが付いていないとセッティングは固定かというとじつはそうではありません。
フォークオイルの硬さを変えることで減衰力を強くしたり、弱くしたりする事が可能。これはオイルの硬さが内部の流動性に関係しているからです。
交換するにはフロントフォークを分解する必要があるので頻繁に変えることはできませんが、そもそもフォークオイルは劣化するので定期交換が必要。そのメンテナンスの際に変えてみるのも良いでしょう。
硬さについてはパッケージに表記されていて、Gと数字を組み合わせたり、エンジンオイルと同じようにSAEという基準で数字とWを組み合わせて表されていて、数字が大きければ硬くなります。
表記についてはバイクメーカーやオイルメーカーによって異なり、ソフト、ミディアム、ハードとしている場合もありますが、いずれにしても自分のバイクに使われているオイルの硬さを調べ、それを基準に変更してみると分かりやすいかと思います。









