160台の至極のカスタムバイクを展示 19回目となる神戸「ニューオーダーチョッパーショー」開催

2024年9月1日に兵庫県神戸市にある神戸国際展示場3号館で毎年恒例のニューオーダーチョッパーショー(以下NOCS)が開催されました。

19回目を迎えた「チョッパー・オンリー」のカスタムショー

 2024年9月1日に兵庫県神戸市にある神戸国際展示場3号館で毎年恒例のニューオーダーチョッパーショー(以下NOCS)が開催されました。

当日は全国的に台風10号の影響が残ったものの会場はご覧のとおり大盛況。入場者4000人オーバーはNOCSの動員記録とのことです
当日は全国的に台風10号の影響が残ったものの会場はご覧のとおり大盛況。入場者4000人オーバーはNOCSの動員記録とのことです

 当日、神戸の天気予報は『晴れマーク』だったものの、この日の前後はまだ台風10号(サンサン)が近畿地方から東海地方へと抜けるタイミングで新幹線も計画運休中。東名高速や新東名高速、中央高速などでも通行止めとなったゆえ、搬入日前の木曜の時点ではショーそのものの開催も危ぶまれたそうですが、結果は無事にゲートオープン。会場には関西を中心に全国各地からチョッパー好き、カスタム好きが集い、かなりの盛況となりました。

会場は毎年恒例の神戸国際展示場3号館。ポートライナーの市民広場駅からのアクセスも良好です
会場は毎年恒例の神戸国際展示場3号館。ポートライナーの市民広場駅からのアクセスも良好です

 聞けば主催者発表によると来場者は4000人オーバーだったそうで、これまでの記録を更新したとのこと。日本列島に長期間停滞し、各地で大きな爪痕を残した台風の影響で北は都北から南は九州までの出展の皆さんは、それぞれがかなりの労を徹して搬入を行ったそうですが、当日はその疲れも忘れるような状況となったのではないでしょうか。

今年のベストに輝いたのは埼玉県入間市からエントリーを果たしたインフィニティ。1930年代のレーシングハーレーを彷彿とさせるフォルムの中にデジタルメーターや燃料電磁ポンプなどを装備。ベースはハーレーのショベルヘッド。かなり秀作です
今年のベストに輝いたのは埼玉県入間市からエントリーを果たしたインフィニティ。1930年代のレーシングハーレーを彷彿とさせるフォルムの中にデジタルメーターや燃料電磁ポンプなどを装備。ベースはハーレーのショベルヘッド。かなり秀作です

 ちなみにショー会場には160台を超えるカスタムマシンやチョッパーがエントリーし、訪れた人々を楽しませたのですが、このショーの特徴としてあげられるのが、参加したビルダー同士がお互いをジャッジし、順位を決定するコンペティションショーとしての一面を持つ、ということ。

 昨年から『オリジナリティ』と『スタイル』、『ペイント』や溶接や板金技術を評価する『メタルワーク』に、バイクの走行性を推し量る『ライダビリティ』などが点数制となり、以前のエントリーナンバーを記入するだけのものより厳格な審査方法が導入されたのですが、今年は埼玉からエントリーしたショップ、インフィニティがベスト・オブ・ショーを受賞。こうした新たなショップが頂点となることは『ニューオーダー』と当初掲げたショーコンセプトどおりの出来事で歓迎すべきことです。

表彰式でのインフィニティ代表、土野氏(写真中央)。おめでとうございます
表彰式でのインフィニティ代表、土野氏(写真中央)。おめでとうございます

 たとえばプロスポーツの世界にせよ、音楽の世界にせよ、新たなスターが誕生し、業界に新風を巻き起こすものですが、それはカスタム業界でも然り。新たな世代のショップの台頭こそが熱を呼ぶのは確実です。そうした部分を考えると文字どおり今年のNOCSは大成功だったのではないでしょうか。

ビルダーズチョイスで2位となったのは東京から出展のフェイテック。ショー会場で映えるカラーリングと高い技術のメタルワークの数々が評価を集めることとなった。ベースはハーレーのショベルヘッド
ビルダーズチョイスで2位となったのは東京から出展のフェイテック。ショー会場で映えるカラーリングと高い技術のメタルワークの数々が評価を集めることとなった。ベースはハーレーのショベルヘッド

 来年は8月31日(日)に神戸国際展示場での開催が既に決定。20周年を迎えるNOCSですが、当日は『メカニカルをテーマやモチーフとしたオリジナル創造物の展示、販売イベント』という『メカマニギアギャラリー』と同時開催も決定。益々の盛り上がりに期待です。

【画像】ベースはモデルは何? 神戸「ニューオーダーチョッパーショー」に華を添えた展示車両を画像で見る(49枚)

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Writer: 渡辺まこと

ハーレーや国産バイクなど、様々な車両をベースにアメリカン・テイストのカスタムを施した「CHOPPER」(チョッパー)をメインに扱う雑誌「CHOPPER Journal」(チョッパージャーナル)編集長。カスタム車に限らず、幅広いバイクに対して深い知識を持つベテラン編集者。

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