旧車ならバッテリー上がりでも安心!?「押しがけ」とは?【バイク用語辞典】

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。

「押しがけ」は緊急事態で使えるワザ!?

 押しがけは、主にバッテリー上がりなどでセルスターターが回らない時などに用いる、緊急時のバイク始動方法です。

昔のロードレースの「押しがけスタート」の様子(1965年/日本GPの125ccクラス)。世界GPでは1986年まで「押しがけスタート」でした
昔のロードレースの「押しがけスタート」の様子(1965年/日本GPの125ccクラス)。世界GPでは1986年まで「押しがけスタート」でした

 やり方は、バイクのメインキーをONにして、クラッチを切った状態でギヤを2速もしくは1速に入れます。そしてバイクを押しながら走り出し、一定の速度になった時点でクラッチを繋ぎます。

 そうするとリアタイヤの回転がギア(トランスミッション)を介してクランクシャフトに伝わります。クランクシャフトが回転すると発電して、プラグが点火。その結果、エンジンが掛かるというわけです。

 ただし、これは大半はキャブレターモデルのみ有効です。電磁ポンプでガソリンをインジェクターに圧送するフューエルインジェクションモデルでは、バッテリーが上がった状態では使えません。また、キャブレターモデルでもバッテリー点火の場合で完全にバッテリーが上がってしまっている場合は、押しがけはできません。スクーターなどのATモデルもクラッチがないため無理です。

 バイクを押しながらエンジンを始動させるので、そのまま勢い余って転倒することもあります。実際に試すときにはエンジンが始動した瞬間にクラッチを切るなど、細心の注意が必要です。

【画像】押しがけするなら2人が安全!! バイクの押しがけの様子を画像で見る(8枚)

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