まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表

国内外で活躍するレーシングライダーの石塚健選手が、自身のレーシングチームを立ち上げる事を発表しました。

2025年シーズン2つ目の活動報告

 皆さんこんにちは、レーシングライダーの石塚健です。昨年の11月に、僕の2025年シーズンの参戦体制をこちらでもご報告させていただきましたが、今回はもうひとつ、今シーズンに関するご報告があります。

 それはこの度、僕のパーソナルスポンサーでもある、株式会社Kaedear(以下カエディアさん)とタッグを組み、新たなレーシングチームを立ち上げる事になりました!

 このタイミングでのチーム発足ということで、僕自身も正直ビックリしているのですが、これからはライダーとしてだけでなく、チーム運営もさせていただくこととなります。

 簡単にここに至るまでの経緯をお話しすると、事の始まりは昨年のカエディアさんとの出会いでした。

 カエディアさんは主にバイクのスマホホルダー、その他バイク用品を取り扱い、販売をされている企業なのですが、僕がカエディアさんの製品を普段から愛用させていただいているということもあり、有り難いことにご縁をいただきスポンサーとして応援していただけるようになった事が始まりです。

レーシングライダーの石塚健選手とカエディアレーシングチームのメンバー
レーシングライダーの石塚健選手とカエディアレーシングチームのメンバー

 スポンサーをしていただいたこともあり、昨年僕が参戦した鈴鹿8耐を観戦しに来ていただけることになりました。

 しかし、御存知の方もいると思いますが、昨年の僕の8耐のチームは転倒し、残念な結果に終わってしまいましたが、僕は応援に来ていただいている方々に少しでも楽しんで頂きたい一心で、自分のスティントを最後まで全力で走り続けました。

 レースがスタートして1回目の転倒が起きるまでは、勝てるレースの流れだったこともあり、もう結果が残らないことは明白な状況でしたが、悔しさや怒り、意地やプライドなど、とにかく最後まで力を振り絞って全力で走り続けました。

 そんな走りが、きっとカエディアの社長に届いたのだと僕は勝手に思っています。

 レース後社長から、「諦めず走る姿が、本当にかっこよかったです! いつかレーシングチームを持ってレース業界を盛り上げたいと思っています」との話を頂く事ができました。

 今となればあの時、僕にとっては優勝争い以上の大勝負だったと感じており、諦めずに限界に挑戦して本当に良かったです。

 子どもの頃の夢はレーサーだったものの、親の反対もあり目指す事すらできなかったという社長の熱い想いが蘇ったことで、僕の夢のひとつでもあったレーシングチームの立ち上げという目標を共に掲げ、活動していく事になりました。

 こんな奇跡のような事もあるんだなと、社長をはじめカエディア社員の皆様には心から感謝しています。

 昨年バイクのニュースで書かせてもらった鈴鹿8耐参戦レポートに、「自分もいつか信頼できる仲間とレーシングチームを作り、本気でレースをしたい! という大きな夢もできました」という夢を早くも現実できるチャンスを頂きました。

鈴鹿8耐用に購入したホンダ「CBR1000RR-R FIREBLADE SP レースベース車」
鈴鹿8耐用に購入したホンダ「CBR1000RR-R FIREBLADE SP レースベース車」

 ということで、このたびチーム発足する事になったのですが、チームとしての最初の目標は「今年の鈴鹿8耐に参戦する事」。そして、もちろん結果を残す事です。

 そのために現在、チーム全員で日々準備を進めている段階。昨年の8月からこのプロジェクトが始動し、1年後の鈴鹿8耐を目指すという、かなり準備期間が限られている中で、チームは本当にゼロからのスタートとなりました。

 レース歴はそれなりに長い僕ですが、チームの立ち上げとなると何から手をつけていいのやら、そんな手探り状態ではありましたが、こうしてなんとか皆さんにご報告できるところまで漕ぎ着ける事ができ、嬉しく思っています。

 既に関係者の方々やスポンサー、サプライヤー企業など多くの方々に助けていただき、感謝してもしきれない状況です。

 自分が緊張してしまう程の強力で、経験豊富なスタッフに力を貸していただけることになり、決して大袈裟ではなく、チームがひとつ一つ形になっていく度に驚きの連続です。

 なんだか自分がRPGの主人公になったかのような、そんなかっこよくないかもしれませんが、段々と仲間が集まってきて、少しずつ武器が手に入ってというような、リアルRPGに挑戦している不思議な感覚(笑)。

 形になりつつあるとはいえ、参戦に向けてやらなければならない事や準備する物はまだまだ尽きませんし、実際本当に間に合うのかどうか、正直わからない不安はあります。

株式会社カエディア代表の飯沢氏とレーシングライダーの石塚健選手
株式会社カエディア代表の飯沢氏とレーシングライダーの石塚健選手

 僕がスペインへ行ってCEVレプソルインターナショナル選手権に出る! と決めて動き出した6年前に状況が似ていて、周りからも不可能だと思われている事も重々承知しています。

 でも、応援してくださる方々が居てくれるお陰で、いつだって無謀な挑戦をしてこられたし、反対されてもワガママを貫いてきたので、絶対にやれるっていう自信があります。

 チーム発足1年目で大変な事ばかりだと思いますが、楽しく活気があって、強いチーム作りを皆で目指していきたいと思います!

 最後になりますが、僕は今シーズン世界耐久ロードレース選手権(EWC)にフランスの「RAC41 Honda」からフル参戦をしつつ、Kaedearレーシングチームのライダー兼コーディネーターとして活動していきます。

 そして今年の鈴鹿8耐にはRAC41とのコラボ体制での参戦を果たし、タイトル獲得に向けて全力を尽くします。

 まだまだ未熟な僕ですが、目の前の事に精一杯体当たりしてみようと思います。

 今年の鈴鹿8耐のスターティンググリッドに並ぶ僕達のチームを、ぜひ見に来てください。

 応援グッズも制作予定なので、身につけて応援してもらえると嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします!

 以上、レーシングチーム発足のご報告でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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Writer: 石塚健

(レーシングライダー)埼玉県出身の30歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在は世界各国で活躍できるライダーを目指して日々、活動中。
2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2025年は「FIM 世界耐久選手権」に、フランスのDafy-RAC41-Hondaより参戦し世界タイトルを目指します。自身のチームも立ち上げ「鈴鹿8耐」にも参戦! スポンサー募集中です! 応援よろしくお願いします。

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