2025年開幕直前! ル・マン24時間レースに向けた公式テスト「24 Heures Motos Pré-Test」は好発進!レーシングライダー石塚健のレースレポート

国内外で活躍するレーシングライダーの石塚健選手が参加した、フランスのブガッティサーキットで行われたEWC開幕戦の公式テスト、「24 Heures Motos Pré-Test」をレポートしてくれました。

もうすぐ始まる2025年シーズ開幕戦に向けた公式テスト

 皆さんこんにちは、レーシングライダーの石塚健です!

 いよいよ始まる2025年シーズンのFIM 世界耐久選手権開幕戦 ル・マン24時間レースの公式テストが4月1日、2日にフランスのル・マンにあるブガッティサーキットで行われたので、そちらをレポートしていきたいと思います。

 何度かバイクのニュースでもお伝えさせていただいていますが、今シーズンはフランスのRAC41 Dafy HondaからWorld Cup(SST)クラスに参戦します。

 実はチームとしてテストは今シーズン2度目。先月スペインでテストが行われていたので、チームメンバーや共に戦うライダー達とも顔合わせ済みです。

 第4ライダー含め、チームメイトの3人とは最初から意気投合することができ、馴染むのに時間がかからなかった点にはひと安心。

 毎年チームもバイクも違い、環境がガラッと変わるシーズンを過ごしていますが、今年は既にやり易さと自分を更に高めてくれるだろうという、期待感を感じています。

 チームは毎年SSTクラスでタイトル争いをしているだけあって、監督のやり方やライダーの行動ひとつひとつが学びに繋がっていて、思っていた通りの期待が持てる環境だと感じる事ができたのは、かなりポジティブな要素でした。

ル・マン ブガッティサーキットでテストを行う石塚健選手
ル・マン ブガッティサーキットでテストを行う石塚健選手

 サーキットで合流して搬入を終えた翌日より、プレマンと呼ばれる2日間の公式テストがスタート。午前と午後で、合わせて6時間半の走行時間が設けられました。

 テストは上々の滑り出しとなり、心強いチームメイトにも引っ張られる形で順調にタイムアップしていく事ができました。

 走行しては意見交換をし、少しずつマシンをアジャストしていく作業の繰り返し。そして走行後には、監督とライダーが輪になりミーティングが行われます。

 テストが行われたのは開幕戦の地である、ル・マン ブガッティサーキットですが、昨年、一昨年と走行経験があるため、サーキット攻略についてはそれほど問題ありませんでしたが、主なテスト項目としては、やはりバイクを理解することと、レースに向けてバイクをセットアップしていくことでした。

 そんな2日間のテストでしたが、驚いたのがル・マンではかなり珍しく、両日共に超快晴! そんな訳で初日の走行を無事に終え、タイムはクラス2番手につける事ができました。

 僕自身は、チームメイトのタイムから少し劣っていたものの、良いフィーリングを得ることができてひと安心。

 迎えたテスト2日目は、問題点を克服するべくセッティングを大きめに変更して走行を開始します。

石塚健選手とRAC41 Dafy Hondaのチームメンバー
石塚健選手とRAC41 Dafy Hondaのチームメンバー

 2日目の走行は、感触は悪くなかったものの、前日のタイムを中々更新できずにいました。

 4人のライダーでフィーリングの擦り合わせをしつつ、セッション中盤にケビン選手がペースを上げるべくコースイン。いいペースで走行していましたが、最終コーナー手前の13コーナーでフロントからスリップダウンをして転倒してしまうアクシデントが発生。

 ライダーに怪我はありませんでしたが、思ったよりもバイクの損傷が激しく、そこでテストは終了となってしまいました。

 それにより、自分自身はまだまだ改善点や詰め所がある状態で、タイムアタックやロングランができなかった為、不完全燃焼ではありますが、それはまたレースウィークに持ち越しです。

 そのため今は正直レースウィークがとても楽しみで、早く走りたくてウズウズしています(笑)。

 ということで、2025 FIM 世界耐久ロードレース選手権の開幕戦 ル・マン24時間レースは、4月17日から公式スケジュールが始まり、4月19日土曜日に決勝レースがスタートします。

 新しいカラーリングのバイクや装備を身にまとい、いよいよ2025年シーズンが始動。レースウィークでの出来事は、僕のSNSでできる限り発信をしていこうと思っているので、チェックしてもらえたら嬉しいです!

 クラス優勝を目指して、長丁場のレースをチームと共に精一杯頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします!それでは!

【画像】開幕直前! EWC開幕戦の公式テスト「24 Heures Motos Pré-Test」でブガッティサーキットを走るレーシングライダーの石塚健選手を画像で見る(10枚)

画像ギャラリー

Writer: 石塚健

(レーシングライダー)埼玉県出身の30歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在は世界各国で活躍できるライダーを目指して日々、活動中。
2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2025年は「FIM 世界耐久選手権」に、フランスのDafy-RAC41-Hondaより参戦し世界タイトルを目指します。自身のチームも立ち上げ「鈴鹿8耐」にも参戦! スポンサー募集中です! 応援よろしくお願いします。

編集部からのおすすめ

2026年 バリバリ伝説に再び注目? ライダーのバイク愛を教えて! 投稿キャンペーン始動であの名シーンがよみがえる!【PR】

2026年 バリバリ伝説に再び注目? ライダーのバイク愛を教えて! 投稿キャンペーン始動であの名シーンがよみがえる!【PR】

最新記事