一体どっちがおススメ? 初めてのバイク免許を取得する際のATとMT
初めてバイクの免許を取ろうと考えた際に、AT限定と条件が付いている免許と付いていない免許、どちらを取得すべきか迷う人も多いと思います。一体、どちらがおすすめなのでしょうか。
AT限定免許とMT免許は乗ることのできる車種が異なる!
春は入学や入社など、新生活の始まる時期です。通勤や通学に合わせて、バイクの免許を取得しようと考えている人も多いのではないでしょうか。
バイクの免許は、運転できる車種や排気量に応じて、複数の種類に分かれています。
なかでも、オートマチック車(AT車)のみ運転可能な、AT限定免許とマニュアル車(MT車)も含めて運転できるMT免許は大きな区分。
AT限定に分類される免許は、AT限定大型二輪免許、AT限定普通二輪免許、AT小型限定普通二輪免許の3種類で、この3種類に該当しない、「AT限定」の表記がない免許は全てMT免許の分類となります。
AT限定免許は取得すると、クラッチ操作が不要なスクータータイプのバイクなどを中心に運転することが可能で、MT免許に比べて操作が簡単だとされています。
一方で、MT免許を取得すると、AT車だけでなくクラッチ操作が必要な様々なバイクに乗ることが可能。このように、運転できる車種が異なることから、初めてバイクの免許を取得しようと考えている人の中には、どちらの免許を選ぶべきかと悩む人も多いと思います。
では、初めてバイクの免許を取得する際は、AT限定免許とMT免許のどちらを選ぶのがおすすめなのでしょうか。

都内の教習所担当者は、「普通二輪免許を取得する場合は、MT免許で取ることがおすすめです」と話します。
そして、この教習所では、普通二輪免許をAT限定で取得する人は滅多におらず、初めての免許であってもMT免許で取得する人が多いとのことでした。
また、大型二輪免許の場合、AT限定免許を取得する人は普通二輪免許よりも少なく、滅多にいないとの事。別の教習所では、99%もの人がMT免許を取得しているそうです。
ちなみに、大型二輪免許でAT限定免許を取得した人は、ここ5年から6年で1人のみとのことでした。
一方で、小型限定普通二輪免許では、ほかのふたつの免許に比べてAT限定免許を取得する人は多いとのことでしたが、それでもMT免許を取得する人が多くを占めているそう。
MT免許を取得する人が多い理由について、前述の担当者は「MT免許は取得すると、AT限定を含めたさまざまな車種に乗ることができますが、AT限定免許はAT限定のバイクにしか乗ることができないため、MT免許を選ぶ人が多いのだと思います」と説明してくれました。

さらに、担当者はMT免許をおすすめする理由について、次のように話します。
「免許の取得前に、AT限定のなかで運転したいバイクが決まっているのであれば、AT限定免許でも良いかもしれません。
しかし、取得後バイクに乗るなかで乗りたい車種について心変わりする可能性があるのであれば、MT免許の取得をおすすめします」
したがって、さまざまなバイクに乗ってみたいと考えている場合は、MT免許を選んでおくのがおススメ。
いずれにせよ、AT限定、MT免許のどちらを取得するにしても、自分自身の乗りたいバイクの好みや、用途を優先することが大切です。
なお、教習所によっては、AT限定免許が取得できないところや、普通二輪免許を取得している人のみ、大型二輪免許が取得できるというケースもあります。
そのため、どの車種に乗りたいのかを決めたのちに、対応する免許が取得できるのかどうかを、教習所に確認しておくと安心。
また、入校する前に「バイクを起こすことができるのか」や「バイクを押して歩くことができるのか」といった事前審査をおこなう教習所も少なくありません。
バイクの免許を取得するためには、事前に車種について調べたり、バイクの重さを体験したりしておくと、よりスムーズに、取得する免許を決めることができそうです。









