アニメ&ゲーム界と作る新たな世界観!? コラボバイク&アイテムが魅せる化学反応にワクワクが止まらない

毎月の8日がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』。バイク女子の高梨はづきさんが参加した東京モーターサイクルショー2025で、気になるコラボバイクをレポートしてくれました。

アニメやゲームの世界観が体験できちゃうコラボバイクに注目

 皆さんこんにちは。バイク女子の高梨はづきです。

 先日開かれた「第52回東京モーターサイクルショー2025」に行ってきたので、今回のコラムでは各ブースの目玉やイベントの様子をお届けするよ!

「モーターサイクルショー」自体は例年、大阪→東京→名古屋と3つの場所を順番に回って開催されているんだ。そのうち、東京モーターサイクルショーは、年に1度、東京ビッグサイトで行われるのだけど、今年の出店社数はなんと181社!

 来場者数は3月28日から30日の3日間で公式発表だと11万8812人もの方が来場してくれたんだって。イベント規模の大きさに、改めてたくさんのバイク関連企業やバイク好きな人たちの協力のもと成り立っているイベントなんだと驚くよね。

 今年の会場は、いつもの西展示棟ではなく東展示棟での開催。ビッグサイト入口からだいぶ歩いた先に会場があるのだけど、西棟と違うのは、エスカレーターを使用した上り下りの館内移動がないこと。少し遠いけど、ただひたすら案内に沿って歩いていくだけなので、楽チンだね。

 前年に引き続き、わたしは「バイクのニュース」の取材班としてプレス時間にまわらせてもらったよ。

 さて、会場を回っていると、いろんなブースで『バイク×〇〇〇』の文字が目に入ることが多かった。要は「バイクと何かがコラボした」っていうものがすごく目についたので、本日はそれをまとめてお届けしていこうと思う!

スズキ×カプコン社『ストリートファイター』のコラボレーションモデル「GSX-8R Tuned by JURI」
スズキ×カプコン社『ストリートファイター』のコラボレーションモデル「GSX-8R Tuned by JURI」

 まずはスズキブースの奥の方で異彩を放っていた「GSX-8R」。正式名称は「GSX-8R Tuned by JURI」。

 人気格闘ゲーム「ストリートファイター6」の登場キャラクター『ジュリ』は、バイクが趣味で「ジュリがバイクに乗ったらどんなチューニングになるのか?」をコンセプトに、ストリートファイターを開発したカプコンとスズキが手を組んで出来上がった1台だそう。

 ジュリの胸元にはトレードマークである蜘蛛のモチーフが施されていて、それがタンクからサイドカウルにかけてがっつり反映されていてかっこいい。

 モデルロゴやジュリのサインは、落書き風ストリートグラフィティをイメージしてデザインされているよ。ジュリが身につけているターコイズブルーの装飾を、バイクの細かなパーツで表現しているのがこだわりポイントなのだとか。

 コラボをすることになったきっかけのひとつに、とあるデジタル関係のイベントでカプコンと繋がりができた際、スズキの社員の方と「何か面白いことをやりたいね」と話が盛り上がったことがあるそうな。そこでスズキがストリートファイター6に協賛したことで、今回のコラボが決まったんだって。

 スズキブースの奥で輝いていたGSX-8R Tuned by JURIは、多くのファンからスマホでパシャパシャ撮られるほど目を引いていたし、すごい人気ぶりだった。

 この車両を説明してくれたスズキのスタッフの方は、「SNSでは『欲しい』『乗りたい』『この為に免許を取りたい』という声が上がっているのは周知しているが、実際に世の中に売り出せるモデルではないので残念」と話してくれたよ。

 確かにここまでカッコよく仕上がると、手元に置いておくだけなのはもったいない気がしてしまうけど、それよりも一見社交辞令にも聞こえてしまう「何か面白いことをやりたいね」のやりとりから、実際にモーターサイクルショーでの展示までたどり着いていることに、さすがスズキは(もちろんカプコン社も)粋だな!と感心してしまった。

静岡県出身のイラストレーター『utu』とヤマハのコラボレーションが実現
静岡県出身のイラストレーター『utu』とヤマハのコラボレーションが実現

 続いて、ヤマハの「Fazzio(ファツィオ)」に着目してみたよ!

 こちらはコンセプトモデルではなく、今年の秋以降に市販予定されているスクーター。現在は、海外(タイ・フィリピン・インドネシア)では先行して販売されているモデルなんだ。

 案内してくれたのはヤマハの藤森さん。ファツィオは「ファッションのようにカジュアルに楽しんだり、通勤などでの日常使いも楽しんでもらいたい一台」と話してくれたよ。

 ファツィオが展示されている一角の背景には、イラストレーターであるutuさんの描き下ろしイラストが展示されていて、すごくおしゃれだった。そのことに触れると「ファツィオをおしゃれに乗っていただきたい、ファッショナブルに使っていただきたい、というのを打ち出したくて、イメージしやすいイラストと車両を展示したんです」と教えてくれたよ。

 utuさんのネオ・シティポップな作風がファツィオとよく合っていて、確かに、このバイクをおしゃれに乗りこなす自分をイメージしてしまっていたので、いいブースだったなと思った。

 人それぞれバイクの楽しみ方は違うから、「バイクが好きでバイクに乗るのが生き甲斐です!」という方もいれば、バイクをアクセサリーのように所有して、人生に彩りを与えてくれるツールのひとつとして使用する人がいるのも事実なので、ファツィオのような車両の需要は確実にあるなと感じた。

 それになんかそういった自由度の高い製品って、今の時代に合っている気がするよね!

 目を足下に運ぶと、ファツィオの足回り付近にアクセサリーパーツが置かれていて、これは何かと尋ねると、ライトやテールの周りを彩るパーツなのだと教えてくれたよ。

 置いてあったカラーはボディの水色に合うブルーのパーツだったけど、ゆくゆく違う色のカラーリング展開が行われる可能性もあるとのことで、自分の好きなカラーでカスタムを楽しめるかもしれない未来もあるんだと、想像が膨らんだ。

 ヤマハさん! わたし、カラーカスタムの実現を絶対に希望します!

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