フロントフォークが無い!? もはや芸術品レベルの美しすぎる自転車の乗り心地とは
これまでにも思わず2度見してしまうような異形の自転車はいくつも生み出されてきましたが、フィンランドのデザイナーが手掛けた常識を覆す1台は、思わず見とれてしまう美しさです。
優雅な白鳥のごときデザイン
速さや乗り心地を求めて、様々なデザインの自転車が作られてきましたが、フレームはもちろん前後のフォークは基本的に必須と言えるでしょう(シートチューブのないソフトライドという自転車もありましたが)。

しかし、世界にはその常識を壊してしまった人もいます。フィンランド出身のデザイナー、Olli Erkkilaさんが手掛けた「フォークレス・クルーザー」は、その名の通りフロントフォークを取り払った異形の自転車です。
Olliさんは通っていた大学のデザイン研究所の卒業論文のために「フォークレス・クルーザー」を作ったとのこと。過去のインタビューでは「2008年の春に2~3カ月、300時間くらいはかかったと思います」と振り返っています。
彼はこれまでにも既製品を改造したフォークレス自転車を制作したそうですが、その集大成が「フォークレス・クルーザー」なのでしょう。
とはいえ実際に乗ることはほとんどなく、作品として展示していたそうです。それでも「実際に乗れなければただの彫刻」と言うように、数km試乗したという動画が公開されています。
古い動画なので画質はガサガサですが、その様子は実に優雅で、白いボディと相まって白鳥のようです。クルーザーならではの流線型のボディも美しく、ダウンチューブが変形するかのように湾曲して前輪と繋がっているデザインなど、製品化されてもおかしくなさそうな完成度で、乗り心地も遜色ないように見えます。
魔改造とは違う、デザイナーが考える自転車というのもまた、視聴者の興味を惹きつけているようです。




