タカが乗る! ショットガンをぶっ放す! 舘ひろし×バイク×『あぶない刑事』
1970年代にロックバンド「クールス」で活躍しながらバイクチームにも在籍し、バイク愛にあふれる俳優の代名詞でもある舘ひろしさんは、人気刑事ドラマ『西部警察』で「タツ」こと巽総太郎、『あぶない刑事』の「タカ」こと鷹山敏樹を演じ、「舘ひろし=バイク」のイメージを日本中に定着させました。
バイクを通じて映し出される「男の美学」
1970年代にロックバンド「COOLS(クールス)」で活躍しながらバイクチームにも在籍し、バイク愛にあふれる俳優の代名詞でもある舘ひろしさんですが、1979年の人気刑事ドラマ『西部警察』でリーゼント、革ジャン、ノーヘルのスタイルでハーレーダビッドソン「FXE1200」に跨る「タツ」こと巽総太郎を演じ、「舘ひろし=バイク」のイメージを日本中に定着させました。

1986年に始まったTVドラマ『あぶない刑事』では、舘さん演じる「タカ」こと鷹山敏樹がバイクを駆って犯人を追いかける姿が繰り返し描かれ、ここで見せたバイクアクションがシリーズ最大の魅力のひとつにもなりました。
とくに映画第1作目のクライマックスで、バイクで走りながらダンプカーに飛び移るシーンは、舘さん自身がノー・スタントで挑み、その迫力と緊張感が視聴者を震わせました。
その後、『もっとあぶない刑事』ではスズキ「GSX-R1100」やカワサキ「GPZ750R」、映画2作目『またまたあぶない刑事』以降はハーレーのダイナ系(ローライダー/ワイドグライド)を愛機とし、バイクで走りながらショットガンを両手で構える「タカらしさ」全開のアクションが、見る者の記憶に刻まれています。
2024年公開で復活した『帰ってきたあぶない刑事』でも、土屋太鳳さん演じる永峰彩夏のハーレー「ダイナFXDWG(ワイドグライド)」に跨ったタカがショットガンを構えるシーンがトレーラーで公開され、ファンの期待を再び高めました。
舘さんがバイクに跨る姿には、ただの移動手段以上の意味がありました。スーツ、サングラス、銃器と一体化したそのイメージは、ワイルドかつ精悍。「ダンディ」と形容される彼自身のキャラと重なるそのスタイルは、多くの視聴者に「カッコ良さ」の根源を植え付けています。
さらに、自らノーヘル・片手運転・スタント走行を敢行する姿勢は、彼自身のプロ意識の高さの証。第1作から危険極まりないアクションを自ら追求したことが作品にリアリティと緊張感を与え、共演者やファンを魅了し続けました。
舘ひろしとバイク――それは長年にわたりファンの記憶に刻まれた強烈な結びつきです。『西部警察』でのリーゼント刑事に始まり、『あぶない刑事』シリーズでのタカ役で磨き上げられたそのスタイルは、まさに「スクリーンに映える男の象徴」。バイクだからこその魅力を演じ続けました。
『帰ってきたあぶない刑事』でも、ハーレーを用いたバイクアクションが健在であることを示し、「タカはやっぱりバイク乗り」のイメージを裏切りません。
70歳を過ぎてもなお、バイクに跨る姿は変わらず美しく、ファンはもちろんバイク愛好家にも強く響く存在であり続けています。
「不良」や「ワイルド」なイメージとプロの演技力が融合した、究極の「男のドラマ」です。次はどんなバイクでスクリーンを駆けるのか、これからも目が離せません。






