気分はシュワちゃん、I’ll be back!? ハーレーと言えばこのモデル!! 「ファットボーイ」はどこまでも走り続けたくなる旅の大黒柱的バイク
毎月の8日がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』。バイク女子の高梨はづきさんが試乗したハーレーダビットソン「ファットボーイ」を、インプレッションしてくれました。
ハーレーと言えば?高梨はづき的イメージは「ファットボーイ」
皆さんこんにちは。バイク女子の高梨はづきです。
本日はわたしがずーっと憧れていたアメリカ生まれのバイク、ハーレーダビッドソン(以下:ハーレー)のクルーザーモデル「FAT BOY(ファットボーイ)」に試乗したのでお届けするね!
ファットボーイは1990年に初登場し、1991年にジェームズ・キャメロン監督の大ヒット映画SFアクションシリーズ第2作、「ターミネーター2」で”シュワちゃん”こと、アーノルド・シュワルツェネッガーが乗ったことで瞬く間に世界的な人気になり、ハーレーの人気車両として定着したモデル。
右手でバイクのアクセル操作をし、左手にはライフル銃を持って、銃に弾を装填しながら回転させて打つ姿が印象的で、ターミネーター2を観たことがない人でも、なんとなくそのワンシーンだけはTVで見たことある! という人も多いと思う。
わたし自身も幼い頃に観たことがあるのか、誰かの話で覚えていたのかは定かではないけど、いつの間にかシュワちゃんがわたしの中に刷り込まれていて、ターミネーター2で使われたバイクはハーレーなのだと認識していたから驚きだよね。

私が初めてハーレーのバイクに乗ったのは1年前くらいで、その時はクルーザーではなくネイキッドバイクの「X500」に試乗して、とても乗りやすかったのを覚えているよ。
ただ「ハーレーと言ったらクルーザーだよね!」からはかけ離れているモデルだったから、今回ハーレーの代表でもあるファットボーイに乗れるのはとても嬉しかったな。
まずはご対面。試乗した車両のカラーはビリヤードグレイで、黒く細いラインが施されていてパッとみの印象は派手すぎず落ち着きのある重厚感があふれていたよ。
ハーレーのクルーザーはギラギラしたイメージが強かったんだけど、外装がグレイだからかメッキが思ったよりも控えめに見えて、むしろ品の良さを感じるね。
シート高の675mmは、わたしの身長(158cm)でかかとまでしっかり着地できたよ。車重は315kgで数字だけでみたら重そうだけど、全体的に低い位置に車体があるので両足が着地できることから不安要素は少ないかな。
実際にまたがってみると、お尻全面+余白がまだあったから、体格の大きい人でも無理なく乗ることができるね。ハンドルバーは少し広めなので、向かってくる風を受け止めるかのようにどっしりと構えた姿勢。
肩の力を抜き少し背中を丸めることで、誰もがかっこよく乗りこなせるハーレーらしい乗車姿勢になったよ。ちんちくりんなわたしでも、エビみたいにしがみつかなくても余裕を持って乗りこなせそうかも! と思ったけど、体に馴染んでくると、あれ? ちょと距離がある? と自分の腕の短さを呪った(笑)。

さっそく走って行こう! 片足をフットボードに乗せて、発進準備はOK!
低重心設計に加えて、リアタイヤが240mmと市販車のなかでも特に太いタイプを採用。一般的に想像するバイクのタイヤとは違って、後ろから見た時にクルマのタイヤのようにゴムの接地面が多く、スクエア状になっているから安定しやすいんだね。
撮影のために短い距離を押し歩きしようとしたら、バイクが自立しちゃってうまく小回りをすることできなかった。
またがってからの引き起こしは非力な女性でも簡単だと思うけど、初めてファットボーイを扱う場合、取り回しに慣れるまでは、気合いを入れないとフロントの重さや全体的な車重とタイヤの太さで少し苦戦するかも。
バイクのニュース編集部の方(高身長男性)はさすがに慣れた手つきで簡単に取り回しをしてたから、すぐに同じように扱えなかったのは、なんだか悔しい(笑)。
ファットボーイは右手のスイッチを2回押すよ。1回押して電装系を起動させ、もう1回押すとエンジンが始動し、低くてテンポの良いマフラー音が鳴り響く。
「これがわたしの憧れていたハーレーか!」と、一気にテンションが高まった! そのままスタートしようとクラッチを少し緩めると、アクセル捻っていないのに前進してしまうことに驚いた。
排気量1923ccのハイパワーなファットボーイ⋯⋯恐るべし!
今回ファットボーイの試乗をさせていただいたJAIA(日本自動車輸入組合に加盟している海外二輪メーカー)主催の試乗会の走行会場は、大磯ロングビーチの広い駐車場。まずはゆっくり加速して、低速を楽しむよ。
ドコドコドコと音を鳴らし、少しアクセルを捻るだけでしっかりと地面を踏みしめて力強く進んでくれる。
とはいえ車体の重さを感じるわけではなく、軽やかに進んでくれるのは意外だった。2速に上げてスピードアップすると、1速よりも滑らかな乗り心地になって、ストレート走行は頼もしい感じで楽しく快適に乗っていられたよ。

スピードを落としすぎずクランクに侵入すると、思ったより左右に切れなかったため、思わずブレーキを握って速度を緩める。バイクにはそれぞれにあった特性があるので、キビキビとスポーティに走るのが得意というよりかは、大きいコーナーで優雅に余裕を持って曲がって行くのがファットボーイには合っているんだね。
小さいカーブではしっかりと自分から倒し込まないと、極太タイヤの影響もあってか倒れにくいから、ハンドルだけではなく身体を使ってグググっと入れ込まないと外に開いてしまうから、気をつけよう!
3速までギアを上げて、エンジンブレーキを使いながら速度を落としてブレーキを握ってみると、エンジンブレーキもブレーキ自体もよく効いてくれる。
速い速度から無理にシフトダウンをすると車体に負荷がかかりすぎて、キーっと音を鳴らしながらスリップする原因にもなるから、トルクがあるバイクはブレーキを上手に使って回転数を合わせながらエンジンブレーキも利用することが大事なのだと学習したよ。
ファットボーイは広大なアメリカの道をひたすらまっすぐ横断し、快適に優雅にいつまでも乗っていられるようなバイクとして造られているんだね。
だから長距離運転はお任せあれ! のバイクだし、時として細かい道も通らないといけない場合もあるだろうけど、そんな時は低速で! どっしりと構えて乗れる車体の魅力には誰もが魅了される、旅の大黒柱的バイクだったよ!
ターミネーター2のシュワちゃんを観てバイクに興味を持った方や、ファットボーイに乗るために免許取得したという人も多いらしく、みんなの憧れバイクに乗れて嬉しかった。
でもあの有り余るパワーは駐車場に作られたパイロンコースだけで全てを堪能するのは厳しかったから、次に乗るなら遠出企画とかでお願いしたい!
ということで本日はここまで! また8のつく日にお会いしましょう。I’ll be back!

Writer: 高梨はづき/hapi
(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!

















