これぞ魔改造MTB!! フレームをコイルスプリングにしちゃった!? 「鬼サス」グネグネ自転車の乗り心地は?
優れたアスリートは、その素晴らしい身体能力を「全身バネのようだ」と評されますが、もし自転車のフレームがバネになったらどうでしょう? そんな突拍子もない思い付きを実現してしまった動画に多くのコメントが寄せられています。
紆余曲折を経て「グネグネ」のMTBが完成?
自転車に乗っていると、ゴツゴツとしたダートだけでなく、意外と舗装路でもサスペンションの必要性を感じるものです。とくに経年によるヒビ割れや植物の根などで凹凸が目立つ路面は、些細なストレスが積み重なっていきます。

そんな状況を解決しよう……と考えたかどうかは知りませんが、様々なチャレンジ・検証系の動画を投稿しているYouTuberのCOLIN FURZEさんは、フレームの主要部分がバネ(コイルスプリング)のMTB(マウンテンバイク)をDIYしてしまいました。
トップチューブからダウンチューブ、シートチューブまでを極太のバネに置き換えようという魔改造プロジェクトです。
やや小さめの古いMTBを10ポンドでゲットしたという動画主。ハードテイルでフロントサスペンションも無い、質実剛健といった雰囲気ですが、彼は「完全にスプリングで作られていたらどうなるだろう? と考えた!」と、早々に企画の趣旨を説明し、魔改造に着手します。
「全く意味のないアイデア」と自嘲しつつもスプリングを注文しますが、届いたのはちょっと頼りなさそうな細いもの。しかも長さが足りないため、強引に溶接して繋げるようです。
早くも不穏な空気が漂い始めますが、なにはともあれベースとなるMTBのチューブをカットしていきます。
シートチューブをスプリングに替えたところまでは良かったのですが、トップチューブの時点でムチャな改造であったことが明らかに。パニックに陥ったのか、動画主はスプリングの中に鉄軸を通しました。
当然ながら、これではスプリングが機能しません。案の定「僕は一体何をやっているのか……これは絶対にうまくいかないよ」と苦笑しています。
しかし早々に気持ちを切り替えて「お金の無駄かもしれないけど、楽しんでるんだ!」と、もっと強力なスプリングをカスタムオーダーします。
そして届いたのは、クルマや大型バイクに使用されるようなヘビーなシロモノ。なるほど、これなら車体を維持出来そう! と思いきや、強度はイマイチでした……。
さらに2~3週間を費やし、自信満々の表情で取り出したのは、重さも剛性も数倍以上の極太スプリング。人間の腕力では曲げることも出来ないスプリングを、さっそくフレームに溶接していきます。
自信を取り戻した様子の動画主はテンションも高く、みるみるうちに「スプリングMTB」を完成させました。
元の青いフレームに赤く塗装された極太スプリングが映えますが、肝心なのは実際に乗れるかどうか……そんな心配をよそに、通常のMTBのように颯爽と走り抜けていく動画主。
とはいえフレーム全体がスプリングのため、止まったり段差を超えたりする際に、いちいち古のカートゥーンのような不思議ムーブをかます、なんともファニーな自転車になったのでした。



































