狙うはクラス優勝のみ!! 鈴鹿8耐公式テストはクラストップタイムで絶好調 レーシングライダー大久保光のレースレポート
レーシングライダーの大久保光選手が参加したEWC第3戦 鈴鹿8耐の公式テスト。そのレポートです。
6月なのに本番さながら!灼熱の鈴鹿サーキット
皆様こんにちは。レーシングライダーの大久保光です。6月というものの、暑い日々が続いていますね。
私は今この記事をモルドバに行く飛行機の中で書いていたりします。諸事情によりモルドバ生活に区切りをつけることとなりまして、8月ごろからは隣国のルーマニアを拠点に世界選手権を戦っていこうと計画しています。
そのためにまずはモルドバに置きっぱなしになっている、私の荷物を引き上げに行く道のり。10日ほどの滞在となりますが、その間にも自転車トレーニングを中心に鈴鹿8耐本番に向け、しっかりと体を作っていきたいと思います。
2016年から世界選手権を走り続けている私は、その都度拠点を転々としてきましたが、何かを変えるということはそれなりに体力がいりますし、それと同時にワクワク感と不安が混ざり合った言葉では表せない心情となるのが好きだったりします。
まぁ、モルドバには引き続きちょくちょく行くことになりそうですが(笑)
さて、そんな今年1年の折り返しとも言える6月には世界耐久選手権第3戦日本ラウンド、通称鈴鹿8耐の公式テストがあり、参加してきました。

鈴鹿8耐のテストはタイヤメーカー主催テストと公式の2回がありましたが、1回目は第2戦ベルギーラウンドの直後だったこともありチームとして見送ることにして、私たちは2回目のテストのみ参加となりました。
テストは2日間のスケジュール。マシンは普段ヨーロッパで使っているものではなく、日本で用意しているのであまり距離を走らせていない車体というメリットがあります。
2月のプライベートテスト以来の走行となるマシンだったので、まずはマシンチェックからスタート。特別な問題点がないことを確認したのち、マシンのセットアップを行なっていきました。
今回も私と渡辺一樹選手がマシンのセットアップを担当し、伊藤元治選手がそのマシンで走りこむというプラン。まずは昨年のレースセットアップで走り出し、そこから徐々にアジャストしていきます。
その後はセミロングランも行い、昨年のレースラップより速いアベレージで走れることを確認。さらにセットを煮詰めていくことに専念していきました。
現地は6月中旬にも関わらず梅雨時期とは思えない気温で、初日から外気温は35度を超え路温も60度近くなっていたことで、8月の本番を見据えたテストを行う事ができました。

走行後は翌日に向けて1時間半にも及ぶミーティングを行い、2日目には少し車体の方向性を変えたセットアップで走行。ポジティブな部分もネガティブな部分もありましたが、ライダー3人とも高評価であったことで、その方向性でマシンのセットアップを進めていきました。
2日目もかなり気温が高く、とても良いテスト日和となりました。予選シミュレーションも行い、私自身昨年の予選タイムを上回って自己ベストを更新。
午後に行ったセミロングランでも、昨年よりも良いアベレージタイムを刻むことができました。
中古タイヤでのスタートでしたがタイヤが減った際のバイクの反応等もしっかりと見ることができ、最終的にクラストップタイムでテストを終えることができたので、とても有意義な公式テストとなりました。
いよいよ次は8月の本番となります!また暑い鈴鹿が帰ってきます。年々暑さが増しているように感じ、正直危険水域にきているのではないかと個人的には思います。
観戦に来られる方はしっかりと睡眠をとって、熱中症に気をつけて水分をこまめに取っていただけたらと思います。ライダーとしてもしっかり暑さ対策を頑張ります。
また、鈴鹿8耐の前には、7月に行われるアジアロードレース選手権 日本ラウンドのAP250クラスにもスポット参戦する予定となっており、7月のもてぎも暑いと思うので、鈴鹿8耐を想定しながらスプリントレースも頑張っていきたいと思います。
合わせて応援よろしくお願いします!











