まぁいいか。じゃ済まされない!! バイクの車検証を紛失してしまった際の対処法とは

250ccを超えるバイクを所有していると、運転する際には車検証を携帯することが法律で義務付けられています。では、うっかり車検証を紛失してしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

車検証を紛失した場合は再発行の手続きが必要

 日本では排気量250ccを超えるバイクは「小型二輪」に分類され、道路運送車両法の対象となります。

 法律上は、これらの車両は国土交通大臣が実施する検査、すなわち車検を受けたうえで、自動車検査証(車検証)の交付を受けなければなりません。

 この車検証は、道路運送車両法第66条により、「自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない」と定められており、クルマやバイクの車体に車検証を備え付けることが義務付けられています。

 そのため車検証を保持しないで公道を走行することは法律違反にあたり、道路運送車両法第109条9項において、最大で50万円以下の罰金が科されてしまいます。

 なお、コピーを持っていても原本の代わりにはなりません。常に正規の車検証を携帯しておくことが不可欠です。

 また、万が一車検証を紛失してしまった場合、公道を走行することは認められず、再発行の手続きをする必要があります。

日本では排気量250ccを超えるバイクは「小型二輪」に分類され、道路運送車両法の対象となる
日本では排気量250ccを超えるバイクは「小型二輪」に分類され、道路運送車両法の対象となる

 再発行は、運輸支局や軽自動車検査協会の各事務所で受け付けています。

 手続きの際には軽第3号様式の自動車検査証再交付申請書が必要で、これは窓口のほかインターネットからも入手できます。

 ほかにも、申請時には手数料納付書の提出と印紙の貼付が必要で、手数料は350円。印紙は多くの運輸支局近くで購入可能なので、事前に準備しておく必要はありません。

 これらの書類を準備し、運輸支局や軽自動車検査協会の窓口に提出すれば、その場で再発行手続きがおこなわれます。

 混雑状況にもよりますが、基本的には当日中に新しい車検証を受け取ることが可能。ただし、手続きができるのは平日に限られているため、土日休みが基本の会社員などは手続きに行くことができるタイミングが限られてしまいます。

 このような事情から、販売店や行政書士などの代行業者に手続きを依頼するケースも多く、代行費用は5000円程度が相場とされています。

 ちなみに、代行は専門家に限らず、家族や知人に依頼することも可能。本人以外が手続きを代行する場合は、委任状が追加で必要となります。

 なお、車検証を盗まれた場合は先に警察へ届け出る必要があります。盗難にあった場合、悪用される可能性が高いため、迅速に対応するようにしましょう。

※ ※ ※
 
 バイクの車検証は、法的に携帯が義務付けられている重要な書類です。

 紛失してしまった場合には、公道を走ることはできませんが、再発行手続きをおこなえば再び公道を運転することが可能になります。

 特に、直近で外出の予定がある場合には、早めに対応することで余計なトラブルを防ぐことができます。

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