見た目に騙された!! 本当に大型?? なコンパクトさなのに情熱的……ドゥカティ「スクランブラー フルスロットル」の“ギャップ萌え”にハマる人、続出中!?

毎月の8日がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』。今回は試乗したドゥカティ「Scrambler Full Throttle(スクランブラー フルスロットル)」についてお送りしていきます。

遊び心のある無邪気な存在!?

 皆さんこんにちは、バイク女子の高梨はづきです!

 今回の「きおくきろく。」は、ドゥカティの「Scrambler Full Throttle(スクランブラー フルスロットル)」をお届けしていくよ!

 ドゥカティといえば、情熱の赤に身を包んだスーパースポーツのイメージが強いけど、今回紹介するスクランブラー・ファミリーはちょっと別の顔を持っている。

 自由、遊び心、そしてどこか無邪気。だけどエンジンをかければ、ちゃんとドゥカティの“鼓動”が宿ってるんだ。

 今回はそんなギャップ満載の一台に試乗してきたので、さっそくその魅力を語っていくよ!

バッテン印が印象的なドゥカティ【スクランブラーフルスロットル】に試乗したよ!
バッテン印が印象的なドゥカティ【スクランブラーフルスロットル】に試乗したよ!

 まず見た目で驚くのが、大型バイクなのに妙にコンパクトに見えるそのシルエット。街中に停めておいたら「これって中型?」って聞かれそうなほどだけど、しっかり803ccの大型バイクなんだ。だけど威圧感はなくて、むしろ「気軽に乗ってみてよ」とでも言いたげなフレンドリーな雰囲気。

 そして近づいてみると、細かいデザインがこれまたたまらないの! まず目に飛び込んでくるのが、鮮烈なレッドのグラフィック。ブラックのタンクにビシッと決まった赤のアクセントが、まるでバイクそのものに情熱が宿っているかのよう。無骨すぎず、でも決して甘くもない。その絶妙なさじ加減が「フルスロットル」の名にふさわしい攻めたスタイルを演出しているよね!

 ハーフマット仕上げのサイドパネルや、小ぶりなLEDウィンカーもいい仕事をしていて、全体のカラーリングにしっかり統一感があるから、パッと見ただけでも「ただ者じゃない」雰囲気を醸し出しているんだよね。実際、街で横に並んだら、思わず二度見しちゃう存在感!

 そして、そんなスタイリッシュな外装にちょこんと顔を覗かせるのが、レトロ感漂う四角と丸をかけ合わせたデジタルメーター。このメーター、まるで昔の機械式腕時計みたいで、シンプルなのにどこかお洒落だよね。必要な情報だけをスマートに、でもちゃんと見やすく届けてくれるところが、なんともスクランブラーらしい。表示モードの切り替えも直感的で、ライディング中の視線移動もすごく自然!

昔のレース文化を受け継いだ「バッテンマーク」!?

 そして特に目を引くのが、フロントライトに描かれた“バッテンマーク”。最初は「え? なんでヘッドライトに×印!?」って戸惑うかもしれないけど、実はこれ、昔のレース文化を受け継いだ粋なデザインなんだ。

フロントライトには“バッテン”の装飾。これは昔、フラットトラックやスクランブルレースでヘッドライトが割れないよう、テープを貼っていた時代のバイクをオマージュ。そのスピリットを今に伝えている
フロントライトには“バッテン”の装飾。これは昔、フラットトラックやスクランブルレースでヘッドライトが割れないよう、テープを貼っていた時代のバイクをオマージュ。そのスピリットを今に伝えている

 このバッテンマークには、昔のフラットトラックやスクランブルレース(今で言うモトクロス)の名残があるんだよ。

 当時は、レース中にヘッドライトが割れてしまわないよう、テープで×印を貼って保護していたんだって。それを現代風にアレンジして装飾にしているの。もう、ドゥカティさん、粋すぎるでしょ!

 クラシックな雰囲気を纏いつつ、しっかりモダンで機能的。ただレトロ可愛いだけじゃなくて、走りのスピリットを宿したアイコンとして存在しているんだよね。クラシックとモダン、どちらかに寄りすぎることなく絶妙なバランス感。まさに街でも映えるレース魂! 走るだけじゃない、“魅せるバイク”の小技が効いてて、わたし的にはもう最高にツボ!

いよいよエンジン始動!!

 さて、見た目に魅了されたら、いよいよエンジンオン!

今回試乗したドゥカティ「Scrambler Full Throttle(スクランブラー フルスロットル)」。車やバイクが多い街中でも、ヒラヒラと軽快に走れてストレスフリー。狭い道でも扱いやすく、街乗りが楽しくなる一台
今回試乗したドゥカティ「Scrambler Full Throttle(スクランブラー フルスロットル)」。車やバイクが多い街中でも、ヒラヒラと軽快に走れてストレスフリー。狭い道でも扱いやすく、街乗りが楽しくなる一台

 またがってみると、身長158cmのわたしでも両足のつま先がちゃんと地面に届くから安心感バッチリ。ハンドル位置も自然で、乗車姿勢はちょっと背中を丸めたリラックスフォーム。取り回しも軽快で、都内の細道やカフェ巡りにもぴったりだなって感じたよ。

 しかも、アルミ製のテーパードハンドルやスポーティな前後17インチホイールのおかげもあってか、動きが軽やか。思いのほか“ヒラリヒラリ”とラインを描いてくれるから、「排気量の大きさ=重たさ」と思い込んでいると、いい意味で裏切られる!

 そして、いざ走り出すとわかるのがこの子の“乗り味”。サスはやや硬めで、道路の凹凸がしっかり伝わってくる。でもそれが不快じゃない。むしろこれがスクランブラーの意志なんだなーって伝わってきたよ。

 実はこのバイク、ダートトラックレースのマシンをイメージして作られているんだって。
だからサスはフニャッとしてなくて、ガチッとしたセッティングなんだ。舗装路でもダートでもバランスよく走れるように、”キビキビ”とした反応重視の足回りになっているんだね。

 エンジンの鼓動がダイレクトにお尻に伝わるから、長く走るとちょっとお尻が疲れそうだけど、その分「生きてる!」って感覚が強い! わたしはこの振動、けっこう好きだったなぁ。

 加減速もなめらかで、6速から一気に1速まで落としてもギクシャクせず、ただしクランクやカーブでは「気を抜くなよ?」ってスクランブラーに試されている気がする(笑)。そういうちょっとした緊張感もまた、バイクとの対話の楽しみだよね。

1962年に登場したオリジナルモデルをオマージュ

 そしてこの“スクランブラー”って名前、ただの響きだけじゃないんだ。実は1962年に登場したオリジナルモデルへのオマージュで、そのスピリットを今もちゃんと受け継いでいるの。

今回試乗したドゥカティ「Scrambler Full Throttle(スクランブラー フルスロットル)」。排気量803ccLツインの鼓動を胸に抱えつつ、車重はたったの185kg。パワーと軽さの絶妙なバランスが、この一台の真骨頂
今回試乗したドゥカティ「Scrambler Full Throttle(スクランブラー フルスロットル)」。排気量803ccLツインの鼓動を胸に抱えつつ、車重はたったの185kg。パワーと軽さの絶妙なバランスが、この一台の真骨頂

 舗装路も未舗装もごちゃまぜにして自由に駆け抜ける、そんな“スクランブラー精神”を胸に秘めたバイクなんだよね。

 その証として、ボディにさりげなく描かれている「62」の数字。あれはただの飾りじゃなくて、“このバイクのルーツは1962年にあるんです”っていう粋なメッセージ。まるで「あの時代から続く血筋、ちゃんとここに息づいてますよ」って、バイクがそっと語りかけてくるような感じなの。タンクキャップにも「BORN FREE -1962-」という刻印がされていたよ。

 テールライトやマフラーのデザインもひとクセあって個性的。だけど出しゃばらず、触れた人の“好き”にスッと寄り添ってくるような絶妙な距離感なのがまたイイ◎。

 ブラック&レッドの配色も目を引くし、どこか“少年心を忘れない大人のバイク”って感じで刺さるんだよね。無邪気さと洗練さが同居しているというか、これがまたスクランブラーらしいって思った。

 見た目で惚れた人、またがってときめいた人。この鼓動を一度でも感じたら、もうあなたも“スクランブラー沼”の入り口かも……?

 というわけで、今回はここまで! また8のつく日にお会いしましょう〜♪

【画像】ホントに大型な軽快さ!? いい意味で期待を裏切るドゥカティ「Scrambler Full Throttle(スクランブラー フルスロットル)」を画像で見る(25枚)

画像ギャラリー

Writer: 高梨はづき/hapi

(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!

編集部からのおすすめ

CB750Fにまたがって「バリバリ伝説」の世界をVR体験できる! バイク王がバイカーズパラダイス南箱根の7周年イベントに出展【PR】

CB750Fにまたがって「バリバリ伝説」の世界をVR体験できる! バイク王がバイカーズパラダイス南箱根の7周年イベントに出展【PR】

最新記事