ホンダの新基準原付「Dio110 Lite」発売 販売店への反響は? ユーザーの理解度は?
ホンダから新基準原付に適合したスクーター「Dio110 Lite」が発売されました。50cc原付に代わる日常の足として注目されますが、販売店にはどのような声が届いているのでしょうか。
見た目は原2だけど普免で運転可。注目度は高い様子
日常生活の中で、道路を走るスクーターは季節を問わず、通勤や日常の移動で活躍するシーンが多く見られます。
近年は排出ガス規制の影響や移動ニーズの変化により、原付カテゴリーが大きく動いています。そうした背景の中で誕生したのがホンダの新基準原付モデル「Dio110 Lite(ディオ110ライト)」です。
ホンダの「Dio」シリーズは、扱いやすさと実用性を重視した設計で、スクーターの定番として長く親しまれてきました。排気量違いで50ccと110ccがラインナップし、通勤や日常の足として、幅広い層に支持されています。
それが2025年11月から排出ガス規制の影響により、従来の50cc原付モデルは実質生産終了となり、その流れを受けて総排気量50cc超125cc以下かつ最高出力4.0kW以下に制御したバイクが、新たな原付区分=新基準原付として設定されました。

「Dio110 Lite」はその基準に適合させたモデルで、50cc原付に代わる日本人の日常の足として注目を集めています。
ボディサイズは「Dio110」同様の全長1870mm×全幅685mm×全高1100mm(ミラーを除く)で、ホイールベースも1255mmと共通しており、シート高は15mm低く745mmとなっており、車両重量は1kg軽い95kgです。
外観はシンプルながら立体感を持たせた上質なスタイルが特徴です。フロアステップやマフラーカバーのグラデーションテクスチャーがアクセントとして上質感をもたらします。
搭載されるエンジンは排気量109ccの空冷4ストローク単気筒OHCで、「Dio110」をベースに最高出力を6.4kWから3.7kWに抑えられています。
従来の50cc原付と同じ扱いになるため最高速度は30km/hに制限されますが、最大トルクは7.6N・mと、「Dio」(50ccクラス)の3.7N・mよりも余裕の加速力と力強さで、交通の流れに乗りやすく上り坂でもその違いを実感できるでしょう。
また、アイドリングストップや電子制御式ACGスターターも採用され、停止時の静粛性や環境性能にも配慮されています。
装備面では液晶付き多機能メーターを採用し、シート下収納は容量17L、フタ付きインナーボックス、コンビニフック、リアキャリアを標準装備し、日常での利便性も高くセンタースタンドとサイドスタンドも標準装備しています。
さらに、フロントブレーキに連動してリアブレーキも作動するコンビブレーキや、前後14インチサイズのホイールにより走りの安定性も確保され、扱いは50cc原付と同様ながら、原付2種クラスの安心感が新基準原付の最大の特徴と言えるでしょう。
2025年11月20日に発売されたホンダの新基準原付「Dio110 Lite」に対して、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
関東圏のホンダ販売店スタッフは次のように話します。
「登場したばかりのモデルということもあって、今は新基準原付そのものへの関心が中心になっております。制度の変更点を確認したいという問い合わせが多く、“原付免許で乗れる範囲はどう変わるのか”といった内容が主です。具体的に検討するお客様は増えつつありますが、まず情報を集めて比較したいという段階のお客様も多い印象です。
納期は現時点でご案内できる状況になく、カラーも含めて在庫が確保できない状態です。先行して入った車両も他店舗への割り当てでほぼ動いてしまいました」
関西圏の販売店スタッフは次のように話します。
「新基準原付そのものへの関心が高く、“制度が変わって何ができるようになったのか”という質問が増えております。その中で、Dio110 Liteは価格と装備のバランスが良いという印象を持たれるお客様が多い印象です。
とくに買い物や通勤・通学での利用を検討されているお客様が中心で、“収納が多くて便利”、“足つきが良さそう”といった声も聞かれます。
また、操作性が近いためか、乗り換えは従来のDioやタクトシリーズからが多い印象です」
※ ※ ※
新基準原付に適合した「Dio110 Lite」は、発売直後ということもあり納期が読みにくい状況のようですが、販売店での反響は着実に広がっており、新基準原付という新しいカテゴリーの中でも注目される存在となっているようです。
ホンダの新基準原付「Dio110 Lite」の価格(消費税10%込み)は23万9800円です。








